(注)このプロジェクトは終了しています!
「1人の子供と1対1の支援プログラム」で有名なワールドビジョンジャパンが、国際支援の新しい取り組みをはじめています。
なんとあの女の子に大人気の「プリキュア」と、ワールドビジョンのコラボ企画なんです!
(注)このプロジェクトは終了しています!
ちなみに「ワールドビジョン」には、貧困地域の子供1人をあなたが支える「1対1の支援」があります。
「チャイルドスポンサーシップ」といって、長期にわたって1人の子供を支え、手紙のやりとりなどをしながら、成長を見守る取り組みです。
この記事では、既存の枠にとらわれない【ワールドビジョンジャパンの面白い挑戦】をご紹介します。
プリキュアと協力してフィリピンの子供たちを支援!

(2018年12月27日23時59分まで)
現在ワールドビジョンジャパンは、フィリピンの最貧困地域のサマールに、【図書室】を建設するプロジェクトをおこなっています。
ただの図書室ではなく、子供たちがさまざまな「おしごと体験」を出来るというちょっと変わった図書室です。
その建設費用を集めるために、「ふたりはプリキュア」などのプリキュアシリーズを製作している東映アニメーションと手を組んで、クラウドファンディングという手法を使っています。
「クラウドファンディング」というのは、インターネットを使ってプロジェクトの賛同者を集め、プロジェクトを達成するためのお金を集める手法で、日本では2011年ごろから普及し始めました。
クラウドファンディングは今風な資金調達と思われがちですが、不特定多数の人からお金を集めるという形は金融の原始的な形そのものですし、銀行がやっていることと同じです。
クラウドファンディングのすごさは、プロジェクトの内容や活動が魅力的で多くの人が興味を持てば、無名の個人であっても多額の資金調達が可能なところです。
今回のプロジェクトがおこなわれるクラウドファンディングサイト「BOOSTER」は、クラウドファンディング最大手の「CAMPFIRE」と大手デパートの「PARCO」がサポートしています。
フィリピンのサマール地域の現状は?

今回ワールドビジョンジャパンが「おしごと図書室」を建設する、フィリピンのサマール地域はフィリピンのたくさんある島の1つです。
とにかく台風の多い地域で、2013年には瞬間最大風速105㎞の台風が発生して、ありとあらゆるものが吹き飛びました。
日本ではかなり強い台風でも瞬間最大風速30~50㎞ぐらいで、いろんなものが壊れますから、105㎞の世界は想像も出来ません。
もともとフィリピンのなかでもかなり貧しい地域で、農業と漁業で生活していますがほとんどの世帯が低収入で、葉っぱや竹などで作った家に住んでいます。
家族の生活が苦しいとどうしても子供たちの勉強は後回しになり、学校に入学しても中退せざるを得ない子供がたくさんいます。
そこに追い打ちをかけるように毎年台風がどんどんやってきて屋根は崩れ、胸の高さまで浸水するような被害もあり、学校内の本や本棚は全部使えなくなりました。
しかし学校やそこにある本は、子供たちが将来に夢を持つための大切なきっかけとなるものです。
学校の先生たちもなんとか「図書室」を建設したいと願っていますが、国の予算も支援金も生活のためのライフラインの復旧が当然優先されるので、図書館建設の資金を生み出すことは不可能な状態です。
そこで今回ワールドビジョンジャパンと東映アニメーションが協力して、クラウドファンディング(資金調達)に乗り出したわけです。
過酷な環境で暮らしている子供たちのインタビューがこちら。3人ともあまりにしっかりしていて驚きます。
フィリピンの「おしごと体験図書室」とは?

今回ワールドビジョンジャパンと、東映アニメーションが協力して建設を目指している「おしごと図書室」というのは、本があるのはもちろん、【おしごと体験】や【ものづくり】もできる新しい図書室です。
子供たちが自由に使えて、この図書室での経験が将来の夢や職業につながって欲しいと考えられています。
日本のアニメやキャラクターに、触れることもできるようになる予定です。
「おしごと図書室」では、具体的にどんなことができるのかを見ていきましょう。
❶ 科学の実験スペース
❷ 裁縫・アクセサリーの製作や服のデザインなどのスペース
❸ 楽器の製作や演奏ができる音楽スペース
❹ スポーツスペース(外で)(笑)
❺ アニメーションの制作体験ができるスペース
ほんとうにこんなに充実した図書室ができるのかと思うほどで、予定ではありますが楽しみな計画になっています。
支援者へのリターン(返礼品)も素敵!
このプロジェクトには、プリキュアシリーズで有名な東映アニメーションが協力しています。
プロジェクトの支援者へのリターン(返礼品)もプリキュアグッズが充実しています。
我が家も女の子2人なので、プリキュアはドストライクの世代ですが、やはり小学生になると周りの子がプリキュアを見なくなったためか、うちの子たちも恥ずかしがってプリキュアから離れていったので、親としてはなんだか寂しかった記憶があります。
「プリキュアファイブあんなに好きだったのに、もう歌ってくれないんだね。。。」みたいな。
プリキュアたちは、たまに大人でもハッとするようなことを言っていました。
「なんで学校なんか行かなきゃいけないだ!」という子供に、プリキュアが返した言葉は「いつか自分の花を咲かせるためだよ!」と言っていました。
「おおなるほど!」と思い、子供が大きくなって学校に疑問を持ち始めたときに、このセリフを使わせてもらいましたよ、自分が考えたかのように。(笑)
さて脱線しましたが、もちろんプリキュアに興味のない方にも対応していて、ワールドビジョンジャパンの返礼品が用意されていますよ。
支援金額は、2500円・4500円・5000円・6000円・6750円・1万円・1万5千円・3万円・5万円・10万円・30万円・50万円・100万円のコースがあります。
コースが高くなるごとに、リターン(返礼品)のグレードも上がっていきます。
詳しくはこちらから⇒ フィリピン【おしごと体験図書室」建設プロジェクト
わたしが奥さんに許可を取ろうとしているコースが1万円のコースで、リターン(返礼品)が【おしごと体験図書室の開校式DVD】やそのDVD映像の中に自分の名前を掲載してくれたり、あとは図書室完成報告書や子供たちの写真やメッセージが届くというものですね。
でもなんかこの記事を書いていたら、プリキュアのほうのリターン(返礼品)も欲しくなってきました。
このプロジェクトのためだけに描き下ろされた「ふたりはプリキュア」のイラストですからね~、初代ですからね~。
ちなみに「ワールドビジョン」では、貧困地域の子供1人をあなたが支える1対1の支援があります。
「チャイルドスポンサーシップ」といって、長期にわたって1人の子供を支え、手紙のやりとりなどをしながら、成長を見守る取り組みです。
フィリピン「おしごと体験図書室」建設プロジェクト まとめ
さて国際支援をしているワールドビジョンジャパンと、「プリキュアシリーズ」を制作している東映アニメーションとのコラボレーションによる【おしごと体験図書室】建設プロジェクトを見てきましたが、とてもワクワクする内容ですね。
寄付などを通じて協力すると、不思議とその国に対して興味を持つようになり、自分の思考の幅が大きく広がります。
興味を持たれた方は、ぜひ検討してみてくださいね!