国際協力NGOのワールドビジョンがおこなっている「チャイルドスポンサーシップ」という支援をご存知ですか?
貧しい国の子供1人に対して、支援する側も1人という「1対1の形で継続的に支援していく寄付」です。
こちらがストップしない限り、数年間以上1人の子供と、「手紙のやりとり」や「成長の記録」を通じて見守ることができるシステムです。
この記事では【ワールドビジョンで支援している子供との手紙のやりとり】についてご紹介します。
ワールドビジョンで「世界の子供と交流する」には?
ワールドビジョンで子供と交流できるようになるには、「チャイルドスポンサーシップ」という寄付に参加することで可能になります。
「毎月4,500円」の支援を継続的におこなうことで、1人の子供と「手紙のやりとり」や「成長の様子」を知ることができます。
実費はかかりますが、支援している子供に会いにいくことも可能で、出会った時の感動は言葉にできないもののようです。
私も現在、ネパールの女の子を支援していますが、いつの日か訪問できたら、どんな感じなんだろうと、未来に思いをはせています。
ワールドビジョンで支援している子供との「手紙のやりとり」とは?
「チャイルドスポンサーシップ」では、支援しているチャイルドと「手紙」や「Eレター」、「グリーティングカード」(クリスマスカードやバースデーカードなど)で交流することができます。
今のところ、ネットで「メール」を直接チャイルドに送ることは出来ません。
他には「チャイルドの成長の記録」が1年に1度届き、その成長の早さに驚くことも多いです。
「手紙」や「Eレター」は、一度東京のワールドビジョンジャパンを経由して、まとめて支援地域に送られます。
ですから、あなたの手紙がチャイルドに届くまでに1~2ヶ月かかり、チャイルドからあなたに返事が届くのには4~5ヶ月かかります。
長いと感じるかもしれませんが、チャイルドからの「手書きの文字や絵」は、メールにはないあたたかさがあります。
ちなみに手紙は日本語でも大丈夫で、ワールドビジョンジャパンのボランティアスタッフが翻訳して届けてくれます。
「Eレター」は、ワールドビジョンジャパンのサイト上で手紙を作成してワールドビジョンジャパンに送り、ワールドビジョンジャパンが翻訳して現地のチャイルドまで届けてくれます。
クリスマスカードやバースデーカードなどのいわゆる「グリーティングカード」は、支援者から直接支援地域へ送ることができます。
だいたい2ヶ月ほどで、チャイルドのもとへ届きますが、仮に時期がずれてしまってもとても喜んでくれるようです。
「バースデーカード」だけは、チャイルドの誕生日の3ヶ月前くらいに、ワールドビジョンのほうから用意してくれるのでそれを使うといいでしょう。


このような「バースデーカード」が送られてくるので、こちらの写真を貼ったりメッセージを書いて、直接エアーメールでチャイルドに送ることができます。

送料が不安になりますが、アジア圏なら90円ほど、アフリカや南アメリカの地域でも230円ほどの切手で届きます。
支援している子供との「手紙のやりとり」とは? まとめ
「支援している子供との手紙のやりとり」は、ワールドビジョンの「チャイルドスポンサーシップ」に参加することで可能になります。
一般的な寄付では、こちらからお金を送った後のことは基本的に分からないことが多いですよね。
チャイルドスポンサーシップなら、支援しているチャイルドと数年にもおよぶ、長い付き合いを始めることができます。
多くの支援者が、自分が行ったこともない国で、貧しいながらも頑張っているチャイルドのことを自分の家族のように感じています。
毎月4,500円を支払うのは、決して安い金額ではありませんが、それ以上にこちらもあたたかくて人間らしい時間をもらえます。