国際協力NGOである「ワールドビジョン」ですが、ぜひここで働いてみたいという方もいるのではないでしょうか。
「ワールドビジョン」では、貧困地域の子供1人を支援者1人が支える「1対1の支援」があります。
「チャイルドスポンサーシップ」といって、長期にわたって1人の子供を1人の支援者が支え、手紙のやりとりなどをしながら、成長を見守ることができるしくみです。
近年、どこの業界も人手不足が問題になっていますが、国際NGOでも少なからず影響があるはずです。
この記事では【ワールドビジョンで働きたい】という方のために、「ワールドビジョンの求人」や「採用される可能性」についてご紹介していきます。
目次
なぜワールドビジョンで働きたいの?
国際協力NGOというぐらいですから、団体にあつまる寄付収入の大部分は、困っている人たちのために使われるのは当然です。
もちらん働くスタッフにも生活がありますから、給料は払われますが一般企業ほど貰えるものではありません。
日本にはたくさんの企業がありますし、いまは人手不足で比較的自分の望む会社に入りやすいはずです。
そこをあえてNGOを選ぶ方というのは、「自分の人生をどう使いたいか」を深く考えている方が多いのではないでしょうか。
「自分や身近なところだけが幸せであればそいいのか」、ということに疑問をもった人たちなのだと思います。
それでは次に、「ワールドビジョン」には求人があるのかを見ていきましょう。
ワールドビジョンの「求人」は?
「ワールドビジョン」では、不定期で人員募集をサイト上にておこなっています。
不定期といっても、けっこうひんぱんに募集の更新がおこなわれているので、こまめにチェックするといいでしょう。
ただ多くの職種があるので、希望の仕事が募集されているとは限りません。
「ワールドビジョン」では、サイト上で「キャリア登録」できるようになっているので、希望の職種を募集していなくても登録しておくとチャンスが来るかもしれません。
あなたに適した職種が出てきた時に、ワールドビジョンから連絡してもらえます。
もちろん必ず連絡があるわけではありませんし、むしろ少ないと思っておきましょう。
「給料」は職種にもよりますが、おおむね月19万円ほどで、賞与2回で週休二日制(土日)が基本となっています。
ワールドビジョンに採用される可能性は?
「ワールドビジョン」で採用されることは、決して簡単とは言えません。
まずはワールドビジョンの基本理念に賛同していること。
つぎに大学・大学院を卒業していること。
そしてやはり国際協力ですから、職種に応じて必要な英語力が求められます。(職種にもよる)
「正社員」よりは、「契約社員」の場合が多く、期間も1年ごとの更新が多いです。
選考方法もなかなか厳しく、「書類選考」にはじまり、「筆記試験」、そして2~3回の面接をクリアする必要があります。
ワールドビジョンで働きたいなら まとめ
国際協力NGOの職員として働こうとすると、大学を出てないといけなかったり、英語力を求められたりとなかなかハードルは高いと感じます。
でも本当に必要なのは、「いまの社会の現状なんかおかしいぞ」「こんな社会はみんなが笑顔になれないぞ」などの問題意識や、「それを解決したい!」という熱意や情熱です。