みなさんは日本ユニセフ協会に対して、ネット上でさまざまな「悪評」が流れていることをご存知ですか?
日本ユニセフ協会は、募金で集めたお金で「貧しい暮らしの子供たちを支援をする団体」ですよね。

そんな立派な事業をおこなっている団体が、なぜネット上で「悪評」が多いのでしょうか?
私は以前「ユニセフ」に寄付をしていましたが現在はしていません。
でもこれは「悪評」を信じたからではなく、ユニセフよりも「寄付してみたい」と思える団体を知ったからです。
一般的な寄付では、寄付したあとの事はよく分かりませんよね。

ワールドビジョンのチャイルドスポンサーシップという寄付では、厳しい環境にいる「海外の子供1人と自分だけの交流」ができます。
特定の子供と「手紙のやり取り」や「誕生日カードのやり取り」が始まります。
さらに自己負担かつハードルは高いですが「現地への訪問」まで出来ます。
たとえ現地に行けなくても、遠い異国に親戚の子供ができたような感覚があります。
飽きっぽい私でも充実感をもって続けることができている珍しい寄付です!
興味のある方もない方も、以下の「セニャンちゃんのストーリー」をぜひご覧ください。
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さて話がそれてしまいましたが、「ユニセフへの悪いウワサ」についてでしたね。
この記事では【日本ユニセフ協会の悪評は本当なのか?】について検証していきます!
【日本ユニセフ協会に対しての「悪評」とは?】

日本ユニセフ協会に対する「悪評」はその種類も量もかなり多いです。
まずはどんな「悪い評判」が出ているのかを見ていきましょう。
※「日本ユニセフ協会の反論」は記事の後半にまとめてあります。
「日本ユニセフ協会は勝手にユニセフを名乗っている」

ネット上では日本ユニセフ協会と国連ユニセフは別もので、「日本ユニセフ協会は詐欺団体である」という書き込みが多く見られます。
日本ユニセフ協会には「ユニセフ」という名称がついているが、「国連ユニセフ」の日本事務所ではないという書き込みもあります。
他には「東京の一等地に豪華なビルを建てる必要があるのか」といったものもあります。
「募金の約2割は職員の給料になっている?」

ネット上には、集めた募金の約2割を「ピンハネしている」という書き込みがあります。
そして日本ユニセフ協会が、募金の使い道の詳細を「報告していない」という書き込みもありました。
他にも「高級住宅に住んでいる職員もいるけど、いくら給料もらっているの?」という、給料についての書き込みも多数ありました。
「アグネス・チャンは募金で豪邸を建てた?」
アグネス・チャンは豪邸を建てるほどのお金があるのに、「なぜそれを募金しようと思わないの?」という書き込みがあります。
他にもアグネス・チャンが募金先にあげている日本ユニセフ協会は、募金の「約81%しか本部に送っていない」などの書き込みもありました。
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【「悪評」に対する日本ユニセフの「反論」は? 】

それでは次に「悪評」に対する「ユニセフの反論」を見ていきましょう。
・まず「日本ユニセフ協会は勝手にユニセフを名乗っている」という悪評に対しては、
国連ユニセフ本部と「協力協定」を結んでいる
と反論しています。
他の国でも国連ユニセフ本部と「協力協定を結んでいる自国の組織」が、その地域での活動をおこなっています。
ですから「日本ユニセフ協会」は、国連ユニセフ本部と協力協定を結んでいて、日本でのユニセフ公式窓口であることは間違いないようです。
・「募金の約2割は職員の給料になっている?」という悪評に対しては、
日本ユニセフ協会の事務運営費と人件費の合計は「全体の2,5%」である
と反論しています。
おそらく募金の「8割」だけ国連ユニセフ本部に送っているので、残りの「約2割」を「職員の給料に充てているんじゃないか」という意見でしょう。
実際には約2割のほとんどが、さらなる募金活動や広報・人材育成にあてられています。
日本では「広告」や「広報」に資金をあてることを嫌がる人が多いですよね。
しかし実際には「広告」や「広報活動」によって、さらに多くの寄付金を集めることができます。
実際どこの企業でも広告や広報活動をおこなうところが多いですよね。
集まったお金を「全額そのまま」援助する国に送金するよりも、広告や広報にもあてたほうが、レバレッジが効いて結果的に「寄付金総額」が増えます。
日本人は欧米に比べて、「投資」に対する教育がかなり少ないことも大きく影響していると思われます。
しかし本当に大切なことは、「より多くの寄付金」を困っている人たちへ届けることですよね。

国連本部へ「寄付金総額の8割しか送っていない」という意見に対しても、少々見方を変える必要があります。
じつは国連ユニセフ本部へ、定められているはずの「8割以上の寄付金」を送っていない国も多いのです。
それに比べて日本ユニセフは、律儀に当たり前ではありますが、8割以上の寄付金を送っています。
・「アグネス・チャンは募金で豪邸を建てた?」という悪評に対しては、
皆様からお預かりした募金が、アグネス・チャンさんを含むユニセフ親善大使の報酬には決してなりません。
と反論しています。
実際にこのウワサが本当なら、とっくに逮捕されているのではないでしょうか。
今のところそのようなことは一切起こっていません。
親善大使などが「間違いなく豪邸に住んでいる」という件についても、募金で豪邸を建てていたら大問題です。
しかしその人達が「本業」で稼いだお金の使い道であれば、他人がああだこうだ言うのはおかしい気がします。
・「日本ユニセフは募金を中抜きしている?」という悪評に対して、
毎年20%弱を広告や広報活動に充てて、80%以上をユニセフ本部に拠出しています。
と反論しています。
日本ユニセフ協会のユニセフ本部への送金額は世界トップレベルで、募金総額の「80%以上」です。
さらに寄せられた寄付を少しでも多く支援活動に生かすために、「経費削減」に取り組んでいます。
そして毎年20%弱を「広告」や「広報活動」に充てて、より多くの寄付金を生み出しています。
欧米では当たり前の方法ですが、日本では「自分の寄付金100%」を支援地域に送ってほしいと考える人が多いです。
先にも書きましたが「本当に大切なこと」は、より多くの寄付金を支援地域に送ることですよね。
そして少しでもはやく「安心できる生活」を現地の人たちに手に入れてもらうことです。
ただ私は現在ユニセフではなく、「特定の1人の子どもに届く寄付」に参加しています。
これは「ユニセフの悪評」の影響ではなく、こちらの支援に「充実感」を感じているからです。
興味のある方もない方も、以下の「セニャンちゃんのストーリー」をぜひご覧ください。

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【ユニセフへの「悪評」は本当なの? まとめ】
日本ユニセフは、活動に利用されたお金の使い道がすべてわかる「収支報告書」を、ユニセフの公式サイトから誰でも見れるようにしています。
ただどうしても、こういう慈善事業をおこなっている組織というのは叩かれるのが常です。
ですから日本ユニセフ協会は、より細やかな部分にまで無駄を無くしていく努力は永遠に必要でしょう。
「何を信じたらいいのか」分からなくなる時もあるかと思います。
しかしそうやって悩んでいる間も、厳しい環境の子供たちの苦しい生活はつづいていますし、明日への命の保証はありません。
ですから聞いたウワサを鵜吞みにするのではなく、自分で吟味して選んだ支援方法に取り組んでいくべきだと私は思います。
私は現在ユニセフではなく「特定の1人の子どもに届く寄付」に参加しています。
こちらの「1人の子供とつながれる支援」に「充実感」を感じているからです。
興味のある方もない方も、以下の「セニャンちゃんのストーリー」をぜひご覧ください。

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