UNHCR(国連難民高等弁務官事務所)は、国際連合の難民問題を解決するための機関です。
過去に2回もノーベル平和賞を受賞していますが、くわしい活動はよく知らない方も多いのではないでしょうか。
そこでこの記事では、【UNHCRの活動内容や怪しい団体ではないか】についてくわしく検証していきます!
スポンサーリンク
UNHCR以外の興味深い団体は?
UNHCRやユニセフなどの一般的な寄付では、その後にどのように、誰の役に立ったのかちょっと分かりにくいですよね。
例えば、ワールドビジョンのチャイルドスポンサーシップという寄付では、厳しい環境にいる「海外の子供1人と寄付者(自分)だけの交流」ができます。
さらにちょっとハードルは高いですが、その子供が住んでいる「現地への訪問」可能。
実際に飽きっぽい私でも、充実感をもって4年間続けることができています。(笑)
➤➤➤【1人の子どもと1対1の支援プログラム】
※チャイルドスポンサーシップでは寄付金控除が適用されるので、寄付額の2~4割ほどが戻ってきます。
目次
UNHCRの活動内容は?
聞き慣れない方も多いかもしれませんが、UNHCRというのは、The office of the United Nations High Commissioner for Refugees(長っ。)の略称で1950年に設立された国連の難民支援機関になります。
日本でもUNHCRの活動をされている方はいます。
主にシリアやアフガニスタンなどで、戦争や紛争によって家を失った方の難民の保護、支援に力を入れています。
最終的な目標として、難民の方がUNHCRや他の団体の保護や支援を受けず自立した生活を送ること、いわゆる生活の再建を掲げております。
このように書くと、少し難しかったり想像できなかったりする方も多いと思います。
でも世界各国に目を向けると、中東での紛争やアフリカでの紛争、南米での治安悪化など、多くの方が家を失ったり生活基盤を失ったりといった恐怖と隣り合わせとなっています。
その方々にとってのセーフティネットとしてUNHCRが設立され、現在まで活動をしています。
スポンサーリンク
UNHCRは怪しい?
最近UNHCRを語ったり、委託されたという方が自宅訪問して寄付金を要求するといった詐欺に近い行動をしている団体が多いと噂になっております。
『個人情報といえば、UNHCRさんの街頭「定額募金」の活動、活動自体は理解してるし、
いい試みなんだけど決済情報を手書き(しかも現地で)ってのがすごく抵抗、クレカ情報を路上で記載するってのは、ちょっとなぁ…』と少し気になる寄付金の募集もあり、寄付をする際は寄付先が本当に安全なのか知る必要がありますね。
引用元:https://twitter.com/g_plains/status/528331986385895425
UNHCRの良い口コミ評判は?
一方、UNHCRの活動は難民を救うという意味でとても世界に役立っている活動と言えます。
そのことを理解している方からこんな口コミがありました。
引用元:https://www.instagram.com/p/BhRTA9WDWIc/?utm_source=ig_web_copy_link
Tポイントで寄付出来るよ(۶•̀ᴗ•́)۶
こんな事なくなってほしいよ(・ε・)
ロヒンギャ難民危機緊急募金のお願い(国連UNHCR協会) – Yahoo!ネット募金
引用元:Twitter
スポンサーリンク
UNHCRの訪問募金が怪しい
このように難民を救うために募金を募っているUNHCRですが、その名をかたって詐欺をしてやろうという人もいます。
特に批判されやすいのが、UNHCRの個別訪問での募金です。
UNHCRではたしかに個別訪問をおこなっている
一般的に個別訪問してお金を請求(お願い)したりするのは、詐欺だと思われやすいところがあります。
しかしUNHCRは、2018年夏から各家庭への個別訪問して募金をお願いしています。
活動内容を丁寧に説明した上で、寄付のお願いをしているようですが、勘違いもされやすそう。。。
またUNHCRでは、各家庭へのポスティング(郵便投函)で、難民問題の最新情報や活動内容をお知らせし、寄付金を募るという活動もしています。
UNHCRをかたる詐欺が増えている
実際には、個別訪問での詐欺行為はないようです。
犯人も顔や声をさらすのはリスクが高いからでしょう。
ほとんどの詐欺行為の具体的な手口は、国連やUNHCRの職員と偽って電子メールやFAX、郵便物などで、送金や銀行口座情報の請求、個人情報の送信を求めてきます。
UNHCRの緒方貞子さんってどんな人?
最後にUNHCRの立役者であり、活動方針を決めた緒方貞子さんについて説明したいと思います。
緒方貞子さんは、1991年から2001年までの10年間、日本人で初の国連難民高等弁務官に任命されました。
長く難民問題解決に力を注いでおられましたが、2019年10月に亡くなられています。
就任時は湾岸戦争が勃発した時期でもあり、4日のうちに40万人の難民が発生したと言われています。
当時国内避難民の保護はUNHCRの活動外でした。
しかし緒方さんを初め当時のメンバーは、「人命を守るため」とルールを破って彼らを保護したと言われています。
また緒方さんの指示のもと、各国政府と連携し、大規模な空輸による支援物資の輸送もおこなっています。
これはUNHCR史上初めてのことだったとか。
何が起こるか分からない紛争地では、ルールだけを死守していては、返って甚大な被害が出ます。
緒方さんは、現場の状況に応じて柔軟な判断ができる点で、歴代UNHCRのリーダーの中でも抜きん出た存在だったようです。
スポンサーリンク
UNHCRの活動は怪しい? まとめ
UNHCRは国連の機関として、世界の難民問題解決に尽力しています。
ノーベル平和賞を2回も受賞するほどですが、怪しいと思われてしまう点もちらほらあります。
世界の難民問題の解決のためには、まだまだ資金が足りていないことから、2018年から自宅への訪問募金をおこなっています。
誠実に説明して、賛同してくれた人だけに寄付してもらっているようですが、直接自宅に訪問するのは詐欺行為ととられかねません。
実際にUNHCRの名をかたった、電子メールや郵便での詐欺が発生していることもマイナス要因となっています。
もちろんUNHCRじたいに詐欺行為が行われた事実は一切ありません。
ただ個別訪問での募金で、なんとなく怪しいと思われてしまうとしたらもったいないですね。
UNHCR以外の興味深い団体は?
UNHCRやユニセフなどの一般的な寄付では、その後にどのように、誰の役に立ったのかちょっと分かりにくいですよね。
例えば、ワールドビジョンのチャイルドスポンサーシップという寄付では、厳しい環境にいる「海外の子供1人と寄付者(自分)だけの交流」ができます。
さらにちょっとハードルは高いですが、その子供が住んでいる「現地への訪問」可能。
実際に飽きっぽい私でも、充実感をもって4年間続けることができています。(笑)
➤➤➤【1人の子どもと1対1の支援プログラム】
※チャイルドスポンサーシップでは寄付金控除が適用されるので、寄付額の2~4割ほどが戻ってきます。