まだまだ使えそうなランドセルを寄付できたら、すごく喜んでもらえるのではと思う人は多いことでしょう。
でも送る相手を間違うと、かえって迷惑になることもあるの注意が必要です。
そこでこの記事では【どこへのランドセル寄付が迷惑でどこなら喜ばれるのか】についてご紹介していきます!
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忙しい方のために結論
忙しい方のために結論を言うと、国内の児童養護施設などでは、国や地方自治体から学費や生活費が支給されます。
子どもたちは、自分で新品のランドセルの色やデザインを選ぶことができるわけです。
つまり中古のランドセルが寄付で送られてきても、かえって使い道に困ってしまうことも。。。
ショッピングセンターのイオンからなら、海外の子どもたちにランドセルを送れるので喜ばれるでしょう。
ただ国内の港までの送料(1,800円ほど)は、寄付する人の負担になります。
送料の負担はちょっとなあという方は、ランドセルを普通に処分するほうがいいでしょう。
ランドセルは関係なくなりますが、海外の子どもと長くコミュニケーションがとれる以下の寄付はいかがでしょう。
ワールドビジョンのチャイルドスポンサーシップという寄付では、厳しい環境にいる海外の子ども1人と手紙や写真のやりとりができます。
つまり毎月その子のことを、思い浮かべながら支援できるのでサポート出来ている実感が強いです。
さらにちょっとハードルは高いですが、その子が住んでいるところへ現地訪問することも可能!
支援した効果が実際に見れて、しかも本人や家族に会えるので、それが夢になっている支援者も多いです。
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※寄付金控除も適用されるので寄付額の約4割ほどが戻ってきます。
目次
ランドセル寄付とは?
ランドセル寄付とは、小学校を卒業して使わなくなったランドセルを、支援団体などを通じて恵まれない環境にいる子どもたちに寄付する活動のことです。
経済的にランドセルの購入が困難な家庭や、教育の機会に恵まれない子どもたちの就学に役立てるのが目的です。
寄付される数が多ければ多いほど、子どもたちが自分の好きな色・デザインのランドセルを受け取ることができます。
また日本のランドセルは、品質が良く丈夫であるため海外でも高く評価されています。
特に発展途上国の子どもたちは、ランドセルを屋外で授業を受ける際に机として使用しています。
ランドセル寄付は、子どもたちの学習環境を充実させ、就学率・識字率の向上にも役立っている活動です。
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国内でランドセル寄付は迷惑って本当?
モノの寄付はミスマッチが起こりやすい
寄付する側が「受け取る人の役に立つはず。」と思ってやったことでも、相手側としてはありがた迷惑になってしまうこともあります。
例えば、国内の被災地の子どもたちを支援したい!と思ってランドセル寄付をしたとします。
しかしまだ生活必需品さえ行きわたっていない状況で、ランドセルが送られてきたら。。。
いま欲しいのはこれじゃないのに…と思われてしまうでしょう。
また被災地にランドセルを必要とする子どもがいなかった場合は、被災地側で処分しなくてはいけません。
大変な状況の中、余計な手間をかけさせてしまいますし、処分費を負担させてしまうケースもあります。
モノの寄付は、使い道があるかどうかの判断が難しく、ミスマッチが起こりやすいので注意が必要です。
日本の子どもたちは国の保障で守られている
特に児童養護施設などでは、国や地方自治体から学費や生活費が支払われています。
必要なモノや学費は、国が負担することになっているのです。
そのため子どもたちは、自分の好きな色・デザインのランドセルを自分で選び、新品のランドセルを購入することができるのです。
使い古されたランドセルが寄付されても、子どもたちには使い道がなく無駄になってしまいます。
日本国内では、子どもたちの支援のための制度が整っています。
それでも国内の子どもたちに、ランドセルを寄付したいのであれば、新品のランドセルや、好きなデザインを選択できるランドセルのカタログなどが喜ばれるでしょう。
ランドセル寄付が迷惑にならない方法は?
イオンなどから海外の子どもたちに送る
海外の子どもたちの中には、紛争により住む場所を失ってしまい小学校に通えない子どももたくさんいます。
特に女子生徒の場合は、教育の機会に恵まれないケースが多いです。
そのため発展途上国の就学率を向上させ、就学環境を整えて勉強に集中できるようにするために、イオンやさまざまな支援団体がランドセル寄付を募っています。
これらの活動を通じて寄付をおこなえば、ランドセルを本当に必要としている子どもたちの元へ届けることが出来ます。
あなたの6年間の思い出が詰まったランドセルを、また新しい場所で活躍させることができるわけです。
ふつうに捨てる
使っていたランドセルがひどくいたんでいたり、特に思い入れが無ければ、普通に捨てるのも別に悪い事ではありません。
誰かのために再利用できたらいいなと考えるのは素晴らしいことです。
ですが酷く破損していたり、汚れてしまったりしている場合はもらったほうも微妙なはず。
そんな場合は、こちらで普通に捨ててしまう方が誰の迷惑にもなりません。
もともとは使い終わったら処分するのが普通です。
もったいないかもしれませんが、そのまま捨てるのも別に悪い事ではありません。
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イオンなどからランドセル寄付する時の注意点
送料は自己負担の場合が多い
イオンや支援団体を通じてランドセルを寄付する際は、送料を自己負担しなくてはいけない場合が多いです。
イオンの場合は、使用済みのランドセルを店舗まで持っていき、国内の港までの送料を寄付という形で支払うことになります。
「お金がかかるの?」と思うかもしれません。
しかし日本全国から、日本のとある港(横浜など)にランドセルを集めなければなりません。
そこから大型タンカーに乗せて、数か月もかけて中東のアフガニスタンまで運ぶわけです。
その送料をすべて負担するのは、さすがに企業側にとっても厳しいでしょう。
私たちが負担する送料(だいたい1,800円ほど)というのも、じつは出航する港までランドセルを送るための費用です。
協賛している企業は、その港から海外までの運送費を負担してくれています。
またその他の手配も全てしてくれているわけですから、こちらとしても国内運送費は協力してもいいのかなと思います。
宗教上の理由で送れないランドセルもある
アフガニスタンなど、イスラム教圏の国では、宗教上の理由で豚革を使ったランドセルを送ることができません。
イスラム教を信じる人は、豚を食べてはいけないというのは有名です。
しかし豚の皮を使った製品も使用できないというのは、知らなかった人も多いのではないでしょうか。
ランドセルの裏蓋側に、毛羽立ちのような毛穴があるのは豚革製の特徴です。
寄付する前に、ランドセルの裏蓋をしっかりと確認しましょう。
もし豚革を使用しているランドセルだった場合には、イスラム教圏ではないの国に送れないか確認するといいでしょう。
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ランドセル寄付は迷惑? まとめ
いっけん絶対に喜ばれそうなランドセル寄付ですが、日本国内ではかえって迷惑になることもあります。
しかし海外の厳しい環境にいる子どもたちへのランドセル寄付なら喜ばれること間違いなし!
イオンやその他にもいろんな企業が、ランドセル寄付に取り組んでいます。
ただし送料(1,800円ほど)は、自己負担の場合が多いので注意が必要です。
ランドセル寄付以外では?
ランドセル寄付も喜ばれますが、もっと喜ばれるのはやはり継続的なお金の寄付です。(笑)
とは言え、一般的な寄付では、その後どのように誰の役に立ったのかちょっと分かりにくいですよね。
例えば、ワールドビジョンのチャイルドスポンサーシップという寄付では、厳しい環境にいる海外の子ども1人と手紙や写真のやりとりができます。
つまり毎月その子のことを、思い浮かべながら支援できるのでサポート出来ている実感が強いです。
さらにちょっとハードルは高いですが、その子が住んでいるところへ現地訪問することも可能!
支援した効果が実際に見れて、しかも本人や家族に会えるので、それが夢になっている支援者も多いです。
➤➤➤【1人の子どもと1対1の支援プログラム】
※寄付金控除も適用されるので寄付額の約4割ほどが戻ってきます。