ピースウィンズジャパンは、1996年に設立された紛争や災害などにあった地域の人道支援をする団体です。
国外ではシリア内戦の難民支援、国内でも東日本大震災・熊本地震などあらゆる地域で支援活動をおこなっています。
とは言え、本当に寄付しても大丈夫な団体なのかは分かりにくいですよね。
そこでこの記事では【ピースウィンズジャパンの評判について】口コミや過去の活動からくわしく検証していきます!
スポンサーリンク
忙しい方のために結論
忙しい方のために結論を言うと、ピースウィンズジャパンがおこなう紛争や災害での人道支援は評価されています。
しかし2018年に事業の1つであるピースワンコジャパンが、引き取った犬たちを劣悪な環境で飼育しているとして告発されます。
狂犬病予防法違反で家宅捜索を受けました。
しかし環境改善が認められて不起訴処分となり、現在では支援者も戻ってきているようです。
ただ少し不安が残るなあという方は、以下の団体をチェックしてみてください。
ワールドビジョンのチャイルドスポンサーシップという寄付では、厳しい環境にいる海外の子ども1人と手紙や写真のやりとりができます。
つまり毎月その子のことを、思い浮かべながら支援できるのでサポート出来ている実感が強いです。
さらにちょっとハードルは高いですが、その子が住んでいるところへ現地訪問することも可能!
支援した効果が実際に見れて、しかも本人や家族に会えるので、それが夢になっている支援者も多いです。
➤➤➤【1人の子どもと1対1の支援プログラム】
※寄付金控除も適用されるので寄付額の約4割ほどが戻ってきます。
目次
ピースウィンズジャパンの活動内容は?
必要な人々に、必要な支援を。
ピースウィンズジャパンとは、この言葉が示す通り、世界各国の紛争や貧困、自然災害によって被災した人々を救うために活動するNGOです。
1996年に大西健丞氏によって設立されました。
これまで国内外問わず、世界34ヵ国で支援活動をおこなっています。
国内では、地域復興・教育の一環として伝統工芸支援活動、社会問題にまで発展している犬や猫の殺処分を減らす運動「ピースワンコ・ジャパン」を立ち上げています。
団体の主な活動である被災地・紛争地域への支援は、物資の調達は現地でおこない、物流や通信が困難な地域にも、独自のネットワークで支援を届けています。
ピースウィンズジャパンへの悪評は?
引用元・ヤフー知恵袋
ピースウィンズジャパンへの良い口コミ評判は?
まずは1,000円の寄付から始めました。
寄付をした評判・感想としては、モノでは満たされない不思議な充足感がありました。
引用元・ブログ
引用元・jammin
過去にピースウィンズジャパンが告発された内容は?
ピースウィンズジャパンの支援事業の1つに、「ピースワンコ・ジャパン」があります。
行政から譲渡された行き場のない犬たちが、劣悪な環境下で不当な飼育されているとして告発されました。
その後書類送検されたのは、狂犬病予防法違反の疑いでピースウィンズジャパンの代表・大西健丞氏と、ピースワンコ・ジャパンの責任者・大西純子氏。
ピースワンコ・ジャパンは、殺処分対象とされた犬を引き取り、同団体を通じて里親を探すというプロジェクトです。
活動資金には、広島県神石高原町のふるさと納税が使われています。
犬の管理が行われるシェルターは4つ。
その中でも、スコラ高原シェルターが最も環境が劣悪でした。
飼育スタッフも数人程度で、管理がままならない状況の中、1400頭もの犬が過密状態で保管されていました。
ストレスが極限に達した犬が弱った犬を集団で暴行し、日常的に死亡していることが判明。
また去勢・不妊手術を基本的に行わない姿勢を取っているため、生まれたばかりの子犬が他の犬に食べられたり、寄生虫や原虫が原因による感染症で死亡が相次ぎます。
職員の手が足らないこともあり犬の扱いが雑になるなど、衛生的にも飼育的にも悪循環である状況が明らかに。
内部告発者による証言のもと、週刊誌に掲載された批判記事によって明るみになった本件。
ピースウィンズジャパンは、記事発表の当日付けで公式ホームページから、
・助かる見込みの無い犬だけを安楽死させている
・理想的ではないが現状存在する保護施設の中では相対的に良い環境
と反論しました。
殺処分ゼロを掲げながらも、真逆の行為が行われているその実態に批判の声が相次ぎました。
一方で、「ピースワンコ・ジャパン」で使用されるふるさと納税の内、大部分が使途不明金である点。
情報開示の徹底が要求されるNPO法人として、あり得ないと指摘する声もありました。
しかし結果的には、すべて不起訴処分が確定していて、ピースワンコジャパンへの支援者も戻ってきています。
スポンサーリンク
ピースウィンズジャパンの大西氏とは?
これまで世界各国で、再生・復興活動をおこなってきたピースウィンズジャパンの代表・大西健丞氏。
上智大学在学中、フィリピン・インドネシアにて、農村開発NGOに参加したことをきっかけに支援活動への第一歩を歩み始めます。
上智大学卒業後、英国留学通して人道介入・紛争解決を学びます。
イラク北部への視察、欧米のNGO「オックスファム」の大規模な活動ぶりに感銘を受けます。
1994年~1995年にかけて参加したアジア人権基金が、資金難からイラクから撤退したことを受け同団体設立に至ります。
以後、大西健丞氏を中心とした人道救済・支援の輪は拡大。
・姉妹団体「ピースウィンズアメリカ」の設立
・NGO・経済界・政府との連携で有事の際でも迅速に救済の手を届ける組織「ジャパンプラットホーム」
・国内の大規模災害対策団体シビックフォースとともに「空飛ぶ捜索医療団ARROWS」を発足
など、数々の支援プラットホームが形成されていくこととなりました。
ピースウィンズジャパンが掲げる「必要な人々に、必要な支援を。」という言葉の実現につながる強力なツールとして役立てられています。
またこれまでのピースウィンズジャパンでの活動や、各地での体験を綴った著書が発売されています。
「世界が、それを許さない。」や「NGO、常在戦場」などを通して、発展途上国や過疎地の現状を伝えるなど情報発信にも積極的です。
ピースウィンズジャパンの評判は? まとめ
ピースウィンズジャパンが長年おこなってきた、海外での人道支援はとても高く評価されています。
国内での支援でも、東日本大震災・熊本地震・九州北部豪雨・西日本豪雨・房総半島台風など、ほとんどの災害に発生直後から現地で活動を続けています。
ピースワンコジャパンの件でケチが付きましたが、それでもその後は立て直し信頼を回復しているようです。
スポンサーリンク
ピースウィンズジャパン以外で興味深い団体は?
一般的な寄付では、その後にどのように、誰の役に立ったのかちょっと分かりにくいですよね。
例えば、ワールドビジョンのチャイルドスポンサーシップという寄付では、厳しい環境にいる「海外の子供1人と寄付者(自分)だけの交流」ができます。
さらにちょっとハードルは高いですが、その子供が住んでいる現地訪問ツアーも可能。
飽きっぽい私でも、充実感をもって4年間続けることができています!
➤➤➤【1人の子どもと1対1の支援プログラム】
※チャイルドスポンサーシップでは寄付金控除が適用されるので、寄付額の4割ほどが戻ってきます。