JICA(ジャイカ)のボランティアには、青年海外協力隊のほかにも「シニア海外ボランティア」など4種類あります。
かなりたくさんの職種があるので、その中から自分の経験が活かせる仕事に応募します。
採用されるハードルは高めですが、毎年5000人もの人たちが参加しています。
この記事では【青年海外協力隊などのボランティアにはどんな仕事があるのか】についてご紹介していきます。
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青年海外協力隊で出来ることは?
ひとくちに「仕事」といっても、JICA(ジャイカ)ボランティアの青年海外協力隊にはたくさんの職種があります。
その数はじつに「9分野120職種」にものぼります。
なのでまずは、あなたの中の経験や興味を掘り下げてみることが重要です。
【まずチェックするポイント】
・これまでやってきた部活やサークル
・これまでやってきたアルバイトやボランティア
・取得している資格や免許
・やったことがないけど関心の強いこと
・けっこう得意なこと
以上のことを書き出してみることからスタートです。
書き出してみると、あなたが「こんなこと役にたたないな」と感じていたことでも、海外では必要とされることは意外とあったりします。
例をあげますと、
(特技)
・部活でずっと野球をやってきたので、野球を指導する隊員になった。
・手芸が得意なので、家政・生活改善隊員になった。
(資格)
・パソコンの資格をとったので、パソコンインストラクター隊員になった。
・大学で理系の学部を卒業しているので、理科の先生隊員になった。
(関心)
・ボーイスカウトなどの若い人たちと活動することに関心があるので、青少年活動隊員になった。
(経験)
・前の仕事で新規事業の立ち上げを経験しているので、現地の新商品開発をささえる開発隊員になった。
またどんなことでも分からないことがあれば、メールや電話で個別相談してくれます。
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青年海外協力隊にはどんな仕事がある?
それでは具体的にどんな仕事があるのかをみていきましょう。
(保険・医療)
・ 看護師・薬剤師・医療機器などの医療関係。
・ 歯科衛生士・食品衛生・保健士・栄養士などの保健関係。
(社会福祉)
・ 高齢者の介護・障害者サポートなど
(商業・観光)
・観光客を呼び込むためのパンフレット作成や、WEBサイト作成・更新など。
(エネルギー)
・ 学校、病院、市役所などに省エネ対策の提案や推進をサポートします。
(鉱工業)
・ 金属加工、工作機械などを学ぶ教材作成、講習実施など。
・ 電気設備の授業、実習など。
・ 自動車整備の授業、実習など。
(行政)
・ コミュニティ開発といって、その地域のかかえる課題を聞き出して支援します。
・ 防災対策として、洪水・土砂崩れ・地震などの自然災害に対する防災教育と対応を支援します。
・ 交通安全対策として、子どもや市民に安全意識を高める活動を支援します。
ちょっと「海外の支援活動はハードルが高いなあ」という方は、寄付という形で現場の活動を支えるという方法もあります。
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私は海外の貧困地域の子ども1人と、手紙や写真のやりとりをしながら支援できる寄付をしています。
プランインターナショナルジャパンという国際NGO団体で、子どもの住んでいる地域や性別を選ぶこともできて、寄付額も月3,000円・4,000円・5,000円の中から選べます。
私が寄付を始めて、手紙のやりとりすることになったチャイルドは、ネパールに住むShaishra(シャイシラ)ちゃん。
送られてくるプロフィールから、生年月日・国名・地域名・言語・宗教・家族構成などが分かります。
興味のある方は是非チェックしてみてください。