いまや夏の風物詩ともなっている24時間テレビ・愛は地球を救う。
テレビで見たり、寄付をしたことがあるという方も多いのではないでしょうか。
しかしなかには、24時間テレビが嫌いだという人もけっこういるようです。
そこでこの記事では【24時間テレビはおかしい!嫌いだ!と言われる理由】についてくわしく検証していきます!
忙しい方はこちら
時間がないという方のために、24時間テレビが非難される理由をまとめると以下の通りです。
・チャリティーなのに出演タレントに高額なギャラ
・日本テレビが障害者を使って莫大な広告費を得ている
ただし金額に関しての明確な証拠はありませんし、イベント自体の違法性もまったくありません。
ただどうしても障害者がからんでくるため、非難の的になりやすいようです。
そういった面が気に入らない方は、募金の目的が明確で、寄付する側も充実感の得られる寄付があります。
ワールドビジョンのチャイルドスポンサーシップという寄付で、厳しい環境にいる海外の子ども1人と手紙や写真のやりとりができます。
つまり毎月その子のことを、思い浮かべながら支援できるので、サポート出来ている実感が強いです。
さらにちょっとハードルは高いですが、その子が住んでいるところへ現地訪問することも可能!
支援した効果が実際に見れて、しかも本人や家族に会えるので、それが夢になっている支援者も多いです。
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目次
24時間テレビがおかしいと言われる理由は?
『24時間テレビ・愛は地球を救う』は、国内外の福祉・災害復興・障害者支援を目的としたチャリティー番組です。
表向きは慈愛に満ち、崇高な目的で毎年開催されるテレビ番組です。
しかしチャリティー番組なのに、出演タレントへ高額のギャラが支払われているというウワサに反感を抱く視聴者は多く存在します。
日本テレビの公式コメントでは、
「基本的にボランティアでの出演をお願いしています。しかし拘束時間が長いタレントさんには謝礼という形で幾らか進呈しています。」
とのこと。
しかもこれらギャラは、番組が視聴者から募った募金額から支払われているという黒い噂も存在します。
しかしこれが本当なら詐欺行為でしょうから、さすがに行き過ぎたウワサでしょう。
番組で集めた募金額は、24時間テレビチャリティー委員会によって管理されます。
集まった募金の使い道は、福祉・環境・災害復興支援活動に分配されていることが、公式サイト上で公開されています。
ただ24時間テレビを放映することでの、日本テレビの収益も莫大な金額です。
週刊誌「FLASH」が報じた内容だと、2013年度の総制作費4億2000万円に対し、広告収入が22億2750万円。
日本テレビから、24時間テレビの総製作費や広告収入の発表はありません。
ですから、どこまで合っているのかは分かりませんし証拠もありません。
ただハッキリとした否定もないため、どうしてもチャリティーの皮を被った営利主義の番組と思う人が少なからずいます。
24時間テレビが嫌いな人の理由は?
24時間テレビに対して、アンチな感情を抱く人たちの言いぶんは以下の通り。
「チャリティー番組なのに、タレントがギャラを貰っている意味が分からん。」
「広告収入も募金するべき。」
「CMが多すぎる。障害者の方々を利用して、広告宣伝費で儲ける仕組みが正気の沙汰ではない。」
引用・ヤフーテレビガイド
表向きは慈善活動や感動を押し付けながらも、営利主義と言える番組の収益に嫌悪感を抱く視聴者は少なくありません。
有名人の中には、ギャラの発生に違和感を感じているタレントも存在します。
タレントの明石家さんま氏が、過去に一度24時間テレビに出演した際、ギャラを寄付するようにスタッフに伝えました。
ですが日本テレビとしては、他の出演タレントに支払っている手前、一度支払わせてもらうと伝えました。
さんま氏は納得出来ず、それ以来出演していません。
ビートたけし氏も、同様の理由で出演することは無かったようです。
また無理やり感動的な番組にしようとする制作サイドの意図に、否定的な視聴者も多く存在します。
「障害者の方と一緒に感動を作ろうとしているのが鼻に付きます。」
「出演芸能人に違和感を感じる。カメラの前で泣くことが美徳で、それで一仕事終わり的な作り涙が見苦しい。」
引用・ヤフーテレビガイド
このほか、毎回ジャニーズばっかりで飽きたなど、毎年似たり寄ったりのキャスティングを指摘する声も多く、マンネリ化が進んでいることも挙げられます。
24時間テレビの放送内で障害者を殴ったって本当?
2016年8月28日に24時間テレビ内の企画で、「両足マヒになんて負けない!少年と家族が挑む富士登山」が放送されました。
少年は企画挑戦から3年ほど前に、サッカー合宿中に遭遇した転落事故によって両足がマヒしてしまいました。
番組では少年とその家族が、当日朝7頃から富士1合目から登頂をスタート。
この日の富士山の気温は9度、さらに悪天候という最悪のコンディションでした。
普段運動をしている健常者でも、1合目からの富士山登頂は体力的にかなりハードです。
企画の中心である少年は、懸命なリハビリを経て足を何とか動かせるも、まだまだ肉体的なハンデが残っている身です。
少年は途中で足の痛みや寒さを訴えましたが、テレビの企画ということもあり、リタイアすることも無く(出来なかった?)挑戦し続けます。
しかし事件はその道中で起こります。
体力を使い果たして疲労困憊の少年の帽子を、父親が勢いよくはたいて取ってしまったため、暴力を振るったように映ってしまったのです。
その後SNSを中心に「指示に従わない我が子を殴る」、「企画そのものが虐待」など、様々なバッシングを浴びます。
私が映像を見る限り、殴るというほどの行為ではありませんでした。
父親としても自分が強く言わないと、テレビの方たちに迷惑がかかると思って焦ったのかもしれません。
それでも少年は悪天候の中、登頂を成功させましたが笑顔は無し。。。
障害者をさらし者にするという意味の感動ポルノという、番組に対する悲しい印象が強くなる結果となりました。
24時間テレビはおかしい!嫌い!と言われるのはなぜ? まとめ
24時間テレビに不信感を持つ人のおもな理由は以下の通りです。
チャリティー番組なのに出演タレントにギャラが支払われていること
放映している日本テレビが莫大な広告収入を得ていること
などに対して嫌悪感を抱く人が多いようです。
しかし番組を通じて集まった募金だけは、全額そのまま社会福祉のために使われています。
なので、まずは24時間テレビへの賛成反対・好き嫌いの意見を両方とも聞き入れましょう。
片側だけの意見を聞いて流されないように注意しましょう。
そのうえで最終的に、あなた自身の意志で決めた答えが正解なのだと思います。
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街頭募金などの一般的な寄付では、その後にどのように誰の役に立ったのかちょっと分かりにくいですよね。
ワールドビジョンのチャイルドスポンサーシップという寄付では、厳しい環境にいる海外の子ども1人と手紙や写真のやりとりができます。
つまり毎月その子のことを、思い浮かべながら支援できるのでサポート出来ている実感が続きます。
さらにちょっとハードルは高いですが、その子が住んでいるところへ現地訪問することも可能!
支援した効果が実際に見れて、しかも本人や家族に会えるので、それが夢になっている支援者も多いです。
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※寄付金控除も適用されるので寄付額の約4割ほどが戻ってきます。