グリーンピースジャパンは、地球規模の環境問題の解決に挑戦しているNGO団体です。
とは言え、本当に寄付してもいい団体なのかはよくわからないですよね。
そこでこの記事では【グリーンピースジャパンの評判について】くわしく検証していきます!
目次
グリーンピースジャパンの活動内容は?
グリーンピースジャパンは、環境保護と平和を理念に掲げているNGO団体です。
NGOというのは、非政府組織のことをあらわしています。
外務省によると「貧困、飢餓、環境問題など世界的な問題に取り組む市民団体ならばNGOと定義づけられる」そうです。
グリーンピースジャパンは全世界55か国以上の地域で活動を続けています。
本部をオランダのアムステルダムに置き、政府や企業からの支援金は受けず、個人の寄付で成り立っているとされています。
一部ロックフェラー財団からの資金援助があったりなかったりと、内部告発があったようですが。
環境問題のスペシャリスト集団として、各国のアドバイザーを務めることもあります。
その功績もあってか、国連からNGOに与えられる最も高い地位である「総合協議資格」を認められています。
19の国連加盟国によって構成されたNGO委員会によって、『総合・特殊・ロスター』のどれを与えるのかが審議されます。
複数の資料や活動実績などをもとに、細かな規定に乗っ取って決議されるため、最高ランクである総合は取得難易度もかなり高くなります。
グリーンピースジャパンへの悪評は?
活動内容には一定以上の賛同をしますが、如何せん夜の電話依頼はすこし違和感を覚えます。
スタッフにはノルマでもあるのかと思ってしまいました。
引用元:twitter
グリーンピースジャパンへの良い口コミ評判は?
普段何気なく見ている自然の光景に、当たり前ではいけないと感じ今の自分でも出来ることを少しずつ増やしていこうと思い、まずは寄付から始めました。
少額ではありましたが、小さくても一歩の歩みが大切です。
すこしでも何か変わればと。
環境も自分も。
ペットボトルの有用性にあぐらをかいていましたが、これからはプラスチック製品の廃棄を減らすことで環境問題を真剣に考えていこうと思います。
もちろんマイボトルを利用しています。
グリーンピースとシーシェパードの関係は?
グリーンピースとシーシェパードは、ともに環境保護団体とされています。
シーシェパードは正式にはシーシェパード環境保護団体といって、海洋生物保護を目的にした非営利組織です。
シーシェパードの設立者はカナダ人のポール・ワトソン。
彼はもともとグリーンピースに所属していましたが、脱退してシーシェパードを立ち上げています。
彼のやり方は過激で荒っぽいので、日本やアメリカ、カナダなどではテロリストと名指しされたこともあります。
設立者がグリーンピース出身なので、お互い知らない仲ではないと思いますが、表立って協力関係にはないようです。
2008年にはグリーンピース側からシーシェパードに対して『暴力では何も解決しない』として声明文が出されています。
そんなグリーピースですが、実は1992年にフランス沖で海洋保安庁の船と接触事故を起こしています。
抗議活動の一環として、接触事故を起こしたのではと考えられているようです。
他にも2005年には南極海で、日本の調査捕鯨船と接触事故を起こしたりもしています。
スタンスや言い分の整合性には、いささか疑問の残るところはありますが、両団体の関係性は蜜では無いが対立もしていないといった感じです。
グリーンピースジャパンの捕鯨事件とは?
2008年にグリーンピースジャパンは、日本の調査捕鯨船「日新丸」の乗組員が、捕鯨で獲得したクジラ肉を不当に手に入れ、それを自分の自宅に送っていると告発しました。
元捕鯨関係者から内部告発を受けたとしています。
ただグリーンピースジャパンは、その証拠をつかむ際に、運送中のクジラ肉を窃盗という行為に踏み切って入手しており、それを証拠として告訴しています。
告発された日新丸側は、当然ながら横領・横流しの容疑を全面否定しています。
乗組員には本来お土産としてクジラ肉を配っており、必要としない船員の分は受け取りたい人がもらうという流れでした。
そしてお土産とは別に、クジラ肉の購入権利も与えられていました。
その権利も要らない人は他者にあげることが出来、それらをあわせて自分の自宅に送っていたと主張しています。
その後裁判が行われ結果、証拠不十分として日新丸側は不起訴。
窃盗容疑で、グリーンピースジャパン側は逮捕者2人を出すこととなりました。
嫌疑不十分として、不起訴にした検察側にも不透明な部分があるとして抗議。
どのような捜査で乗組員の言い分の正当性を確認したのか、検察資料の全面開示を求めましたが却下されています。
グリーンピースジャパンの評判は? まとめ
グリーンピースは、人類にとって大切な環境問題の解決に取り組んでいる一方で、抗議行動の荒っぽさに批判が多い団体です。
グリンピースは「非暴力」での直接行動をかかげていますが、船での接触事故や、クジラ肉の窃盗など首をかしげたくなる行動も。
ただ約50年の活動で、フランスの核実験を停止させたり、世界最大の製紙会社に森林伐採を停止させたりと、さまざまな分野で結果も出しています。
グリンピースの活動への判断は個人差が大きく、白黒つけようとするのは難しいです。
グリンピースジャパンへの寄付についても、グリンピースの良い部分・悪い部分を比較して、自分で決定するしかないでしょう。
他に興味深い団体は?
一般的な寄付では、その後どのようにお金が使われたのか、ちょっと分かりにくいところがありますよね。
例えば、ワールドビジョンのチャイルドスポンサーシップという寄付では、厳しい環境にいる海外の子ども1人と手紙や写真のやりとりができます。
つまり毎月その子のことを思い浮かべながら支援できるので、サポート出来ている実感がずっと続きます。
さらにちょっとハードルは高いですが、その子が住んでいるところへ現地訪問することもできます!
自分の支援した効果が実際に見れて、しかも本人や家族に会えるので、それが夢になっている支援者も多いです。
➤➤➤【1人の子どもと1対1の支援プログラム】
※チャイルドスポンサーシップでは寄付金控除が適用されるので、寄付額の約4割ほどが戻ってきます。