アンリーデュナンというスイス人が創設した、世界190の国と地域にある赤十字社のうちの1つが日本赤十字社です。
日本赤十字社は、国の機関ではなく民間の組織で、日本で唯一、献血の血液を原料とした血液製剤を製造しています。
しかし有名な団体だからこそ、本当に問題がないのかを気にしたほうがいいです。
そこでこの記事では【日本赤十字社の評判や活動内容について】くわしく検証していきます!
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忙しい方のために結論
忙しい方のために結論を言うと、日本赤十字が寄付金の中抜きをしているんじゃないかというウワサがあります。
しかし団体の活動費に、寄付の2割程度を使うのは一般的です。
ボランティアではないので、人件費や交通費などは常にかかります。
お金の使い道がわかる年次報告書は、誰にでも見れるように公式サイトで公開されています。
ただし日本赤十字が、自治体役員や議員の天下り先になっていることは否定できません。
歴代社長の多くが天下りと言われています。
このようなことが気になる方には、以下のNGO団体をご紹介します。
ワールドビジョンのチャイルドスポンサーシップという寄付では、厳しい環境にいる海外の子ども1人と手紙や写真のやりとりができます。
つまり毎月その子のことを、思い浮かべながら支援できるのでサポート出来ている実感が強いです。
さらにちょっとハードルは高いですが、その子が住んでいるところへ現地訪問することも可能!
支援した効果が実際に見れて、しかも本人や家族に会えるので、それが夢になっている支援者も多いです。
➤➤➤【1人の子どもと1対1の支援プログラム】
※寄付金控除も適用されるので寄付額の約4割ほどが戻ってきます。
目次
日本赤十字社の活動内容は?
日本赤十字社は、西南戦争の最中である1877年(明治10年)に設立された「博愛社」という救護団体を前身としています。
日本政府がジュネーブ条約に加入した、翌年の1887年(明治20年)に日本赤十字社に改称し、世界で19番目の赤十字社として正式に認められました。
日本赤十字社は、スローガンとして「人間を救うのは、人間だ。」を掲げています。
国内外の災害救助をはじめとして、苦しむ人々を救う活動をしています。
例えば、台風や地震といった自然災害が起きた時。
現地で災害救助をおこなったり、ショッピングモールなどで献血の協力を募るなどといった活動をしています。
それ以外にも「救急法」「水上安全法」「雪上安全法」「幼児安全法」および「健康生活支援講習」の5種類の講習を開いています。
講習というと、難しかったり高いお金がかかる印象がありますよね。
ところが、例えば救急法の講習は1,500円程度で受けられたりします。
目にする機会の多い献血や、印象として残りやすい災害救助など、じかに人々の命とかかわる場面で活動をしているだけではありません。
人々に健康や平和を意識してもらうための啓発活動もおこなっています。
例えば最近の活動としては、広島・長崎での原爆投下が76年を迎えたため、被爆者の声をホームページに載せています。
また当時の写真や、日本赤十字社の活動をホームページで公開しています。
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日本赤十字社の悪評は?
それに寄付とかを募っているところも見ますが、中抜きされて寄付した額がそのまま寄付先に届いていないっていう話も聞きます。
私は今年で45歳になりますが、子供のころから知っている団体ですし有名だから中抜きなんてないとは思いたいですけど、実際問題被災者に渡るのは数パーセントとかっていうのも全然ありそうです。
中抜き以外にも天下り先になっているとかのうわさも聞きますから、外面は人のために動いているように見せているけれど、残念ながら内面はすでに腐ってそうです。
講習会なども開いているようですが、積極的に広報活動をしている印象はないですしそもそも講習会を開いていることも最近知りました。
引用元:ヤフー知恵袋
日本赤十字社の良い口コミ評判は?
寄付をしたからといって何か特別なものが貰えたり会員になったりとかはないけど、自分が日本で苦しんでいる誰かの助けになれたのだなって考えると、寄付した甲斐があるなって思います。
私は高校生でお金もないから、自分ひとりでは困っている人を助けたりするのは難しいけれど、赤十字を通すことで自分が誰かの役に立てるのがいいなって思います。
講習会を開いているという話も聞いたので、近いうちに講習会に参加してみたいです。
今までは寄付で遠くの人を助けることしかできなかったけれど、講習を受ければ身近な人がけがや病気で倒れた際に自らの手で救う手伝いができるようになると思うので、楽しみです。
引用元:オルタナティブ・ブログ
よく駅前とかで献血もしていますし、保険の授業で出てくるくらいなので信頼ができます。
実際に赤十字が開いている講習会に参加したのですが、最近色々なところにおいてあるAEDの使い方や心臓マッサージとかのやり方を丁寧に教えてくださいました。
わざわざ遠くの会場までいかなくても、学校によっては講師の先生を呼んで学校で講習が受けられるところがいいなと思いました。
最近自分と同じ高校生の人が、倒れていた女の人を助けたニュースを見ました。
講習を受けたとはいえ、実際自分がその場に居合わせてもうまくできるか心配ですが、赤十字の皆さんのように困っている人のために動けるようになりたいです。
献血とかも積極的に行って苦しんでいる人を一人でも減らす手伝いができたらいいです。
引用元:個人のブログ
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日本赤十字社には天下りなどの問題が存在する?
日本赤十字社には、天下り問題が存在していると言われています。
日本赤十字社から自治体に寄付の要請をして、そこからお金をもらっていたりするため、自治体の役員や議員たちの天下り先となっているようです。
日本赤十字社ホームページに書いてある役員一覧にも、理事が有名企業の理事長や代表取締役社長、市長であったりします。
また歴代社長のうち、12名が天下りとも言われています。
それ以外にも、寄付金の中抜きといったことが噂されています。
自治体や個人から集めた寄付金を、日本赤十字社が結構な割合で中抜きして、被災者等にはほとんどお金が届いていないというのです。
しかしながら日本赤十字社は事業計画や予算、業務報告や決算について細かく発表をしています。
それにどんな海外支援団体や国内支援団体であっても、寄付の2割程度は団体の運営費に充てています。
支援団体といえどもボランティアではないので、スタッフの給料は当然必要です。
でなければ、スタッフは退職し団体も維持できなくなりますね。
日本赤十字社の評判や活動内容は? まとめ
日本赤十字社は、天下りと指摘されそうな体制ではあるものの違法ではないです。
ただ歴代社長のほとんどが、天下りと言われています。
寄付金の中抜きに関しても、他の慈善団体と同じように、団体運営費として2割ほどを充てているに過ぎません。
日本赤十字社の他に興味深い団体は?
日本赤十字社などの一般的な寄付では、その寄付がその後にどのように誰の役に立ったのか分かりにくいですよね。
例えば、ワールドビジョンのチャイルドスポンサーシップという寄付では、厳しい環境にいる海外の子ども1人と寄付者(自分)だけの交流ができます。
さらにちょっとハードルは高いですが、その子が住んでいる現地訪問ツアーも可能!
飽きっぽい私でも、充実感をもって4年間続けることができている寄付です。
➤➤➤【1人の子どもと1対1の支援プログラム】
※寄付金控除が適用されるので寄付額の2~4割ほどが戻ってきます。