現在アジア、アフリカ、中南⽶など26か国で水・衛生プログラムをおこなっている国際NGO団体のウォータエイド。
1981年にイギリスで設立されて以来、2,640万人に清潔な水、2,630万人に適切なトイレを届けています。
ただ寄付するかは、実際にウォータエイドに関わったことがある人の感想が知りたいところ。
寄付先はどこがいい?という記事にも書きましたが、やはり寄付する側にも充実感や納得感があるほうが楽しく続けられます。
そこでこの記事では【ウォータエイドの評判について】くわしく検証していきます!
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目次
ウォーターエイドの活動内容は?
ウォーターエイドは、きれいな水の提供と衛生分野に特化して活動している国際NGO団体です。
アジア、アフリカ、中南米の貧困層や、社会整備が整っていない地域では「きれいな水」が手に入らない場所も多くあります。
ウォーターエイドはそういった地域で、衛生的できれいな水が行き渡るように、その場所に合わせた対策をおこなっています。
またトイレの整備にも力を入れており、その地域の人々の衛生状態が改善されるように色々な対策も行っています。
また本来であれば、そういった事を行うべきなのはその国の行政サービスです。
そのため政府にも衛生状態の改善に注力するよう働きかけています。
衛生的な水の供給と清潔なトイレの供給は、人が衛生的に生活するための基本条件といっても過言ではありません。
医療支援をする前にまずは衛生環境を整えなければなりません。
衛生環境が整わないまま物資の支援をしても、その場限りの支援になってしまいます。
ウォーターエイドはその場限りの支援ではなく、根本的な状況改善を目指す「恒久的な支援」をおこなっている団体なのです。
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ウォーターエイドへの口コミ評判は?
毎月の数千の寄付なんぞ、なんかムダをガマンすりゃ、または飲みを一回減らせば、不要なものを買わなけりゃいくらでもそんな少額は準備できるはず。
引用元・Instagram
当たり前が当たり前じゃないんだなと。
何かできることを探したいし、何かできるようになりたいと思いました。
引用元・Twitter
口コミの数は決して多くないのですが、活動そのもの対する批判的な内容のものは見受けられませんでした。
ウォーターエイドは英国発祥の団体です。
初代会長が英国王室のチャールズ皇太子であることも、信頼性の高い団体であることを物語っています。
活動規模を拡大していくのが課題のようですが、好意的なコメントが目立ちます。
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ウォータエイドのこれまでの成果は?
東ティモールで家庭30.6万人、学校14.3万人、保健医療施設79.5万人に清潔な水を供給できるようにしました。
水道の蛇口をひねれば、日本と同じようにきれいな水が出ます。
東ティモールは反政府勢力と政府の間で争いが絶えず、内戦状態が長く続きました。
そのためインフラの整備などは、完全に「後回し状態」だったのです。
現在は内戦も収まりつつありますが、日本の外務省はレベル2の「不要不急の渡航は止めて下さい」に指定しています。
ほかにはマダガスカルで家庭53.1万人、学校13.1万人、保健医療施設85.2万人に適切なトイレを設置。
マダガスカルは国民の大半が1日200円(日本円換算)くらいの生活費しかないという極貧国です。
インフラの整備も進んでおらず、上下水道の整備も十分ではありません。
乳幼児死亡率は日本の18倍、妊産婦死亡率に至っては日本の103倍という数値です。
これは医療機関の少なさという問題だけでなく、日常生活における衛生状態が良くないことを如実に示しています。
ウォーターエイドは寄付してもいい団体か?
年度の事業報告と会計報告を公式サイトで公開している
ウォーターエイドでは前年におこなった活動と、それに使った費用や寄付の状況を公式サイトで公開しています。
それを見る限り極めて健全な運営がされている団体であると考えて間違いありません。
ただやはり寄付の範囲内でしか活動できないので、決して活動規模が大きいとは言えないというのがこれらの報告書から感じられます。
認定NPO法人なので寄付金控除が受けれる
毎年3月に行われる確定申告において、認定NPO法人に対する寄付は「ふるさと納税」等と同じく、寄付金控除を受けることができます。
その結果、所得税の軽減に役立ちます。
所得税が軽減されることは、市町村民税、健康保険などの社会保険料の軽減にも役立ちます。
これらの税金や社会保険料は所得税を基準にして定められているからです。
サラリーマンの方でも確定申告をすれば、寄付金により軽減された分の所得税が、会社経由で納付されている所得税から返戻されてきます。
ただし寄付金控除を受けるには寄付を受けた団体の証明書が必要です。
認定NPO法人では寄付をした方に必ずその証明書を発行します。
それを捨てないで取っておき、確定申告で証明書として提出しましょう。
以上のことからもウォーターエイドは寄付しても大丈夫な団体と言えます。
ウォーターエイドの評判は? まとめ
極貧国における根本的問題は、医療機関が少ないということ以前に、衛生状態が良くないことが病気を蔓延させる下地になっています。
ウォーターエイドはその根本的な問題を解決しようと活動している団体です。
いくら「国境なき医師団」が治療をしてあげても、衛生状態が悪いのでは治療そのものが無駄になってしまいます。
本来、衛生状態の改善というのは、水・トイレという社会インフラに属する問題ですので、本来は政府がおこなうべき問題です。
しかし極貧国の政府にはそれを行うお金も技術も無いことが多いです。
そこでウォーターエイドの活動では、その場限りの支援ではなく、恒久的な状況改善を目指した活動をしています。
私がこれまで寄付してきた中で、もっとも手ごたえがあった寄付先をご紹介します。
ワールドビジョンのチャイルドスポンサーシップという寄付で、厳しい環境にいる海外の子ども1人と「手紙や写真のやりとり」ができます。
しかもその子とやりとりができるのは自分だけ。
飽きっぽい私でも6年続けています。
特定の子のことを思い浮かべながら支援できるので、サポート出来ている充実感が強いです。
さらに希望すればその子が住んでいるところへ「現地訪問」することも可能。
ぜひチェックしてみてくださいね。
➤➤➤【1人の子どもと1対1の支援プログラム】