ワールドビジョンは、アメリカ生まれのキリスト教宣教師ボブ・ピアスが設立しました。
宣教師が設立した団体なので、あまりにも宗教色が濃いと抵抗がある方もいるのではないでしょうか。
しかしワールドビジョンの日本支部である「ワールドビジョンジャパン」は、日本の認定NPO法人です。
認定NPO法人が宗教活動(布教など)をすることはできません。
私は実際にワールドビジョンに5年間寄付していますが、宗教的なものは一切感じたことはありません。
またワールドビジョンの職員の宗教もそれぞれにバラバラだそうです。
とは言え、寄付先はどこがいい?という記事にも書きましたが、寄付する側にも充実感や納得感があるほうが楽しく続けられます。
そこでこの記事ではさらにくわしく【ワールドビジョンは宗教団体なのかどうか?】をくわしく検証していきます。
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目次
ワールドビジョンはキリスト教と関係あるの?
ワールドビジョンの公式サイトを見てみると、設立した方がアメリカ人のキリスト教宣教師であることが分かります。
さらに公式サイトの中の基本理念には以下のように書かれています。
【ワールドビジョンの基本理念】
私たちはキリスト教精神に基づいて活動します
私たちは貧しい人々のために献身します
私たちはすべての人を価値あるものとします
私たちは仕えるものです
私たちはパートナーです
私たちはすぐに対応します
とこのように書かれていることから、ワールドビジョンは宗教団体ではないか思う人もいるようです。
しかし日本でNPO法人を設立するには、「宗教活動や政治活動を主な目的としていないこと」という条件があります。
しかもワールドビジョンは、NPO法人のさらに上の「認定NPO法人」です。
この認定NPO法人になるのはものすごくハードルが高いです。
日本のすべてのNPO法人、約50,000団体の中でも2%にも満たないほどしか認定されていません。
そのNPO法人の代表格のような認定NPO法人が、宗教活動をしてしまえば認定は取り消されかねません。
そんな活動がもしあれば今の時代一瞬にしてSNSで騒がれだしますよね。
ですのでワールドビジョンはキリスト宣教師が設立した団体ではありますが、宗教活動・布教活動はしてないとみて問題ないでしょう。
【ワールドビジョンの評判】についてもまとめていますのでよろしければご覧ください。
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本当にワールドビジョンは宗教団体じゃないの?
ワールドビジョンの公式サイトで見ることのできる基本理念に、「私たちはキリスト教精神に基づいて活動します」とあります。
この一文が引っかかって、「宗教活動をしている団体なら寄付するのはやめておこう。」と思う人もいるかもしれません。
でも裏を返せば、わざわざリスクになりそうなことを正直に書いているとも言えます。
それくらいに創立者に対する尊敬の気持ちがあり、ボブピアスがいだいた初心を忘れないようにつとめているとも取れます。
そして私がワールドビジョンの寄付であるチャイルドスポンサーシップに参加して、他の会員の方と交流する中で分かったことが以下になります。
・ワールドビジョンで働いている職員の中には、宗教の信仰をしていない人もいること
・チャイルドスポンサーシップに参加している方の中には、お寺のお坊さんもいること(仏教でしょうね)
・チャイルドスポンサーシップで支援している国の中には、仏教・イスラム教の国も多いけれどしっかりと活動できていること
以上のことからも布教活動をする宗教団体ではないと言えます。
ワールドビジョン設立者のキリスト教宣教師ボブ・ピアスへのリスペクトをこめて活動しているNPO団体と考えて問題ないでしょう。
➤➤➤【1人の子どもと1対1の支援プログラム】
※寄付金控除が適用されます。
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ワールドビジョンは宗教団体なの? まとめ
ワールドビジョンは、設立したボブ・ピアス氏がキリスト教の宣教師だったこともあって、宗教団体ではないかと思われることも多いようです。
しかし受け継いでいるのは、設立当初の「困っている人のために動く」という精神だけのようです。
1つの宗教にかたよっていたら、世界中で支援活動を展開することは難しいでしょう。
じつはワールドビジョンのスタッフも活動を支援する方たちも信じている宗教はバラバラ。
なかには無宗教の方もいますから、ワールドビジョンが宗教団体かもと心配する必要はないでしょう。
➤➤➤【1人の子どもと1対1の支援プログラム】
※寄付金控除が適用されます。
私がこれまで寄付してきた中で、もっとも手ごたえがあった寄付先をご紹介します。
ワールドビジョンのチャイルドスポンサーシップという寄付で、厳しい環境にいる海外の子ども1人と「手紙や写真のやりとり」ができます。
しかもその子とやりとりができるのは自分だけ。
飽きっぽい私でも6年続けています。
特定の子のことを思い浮かべながら支援できるので、サポート出来ている充実感が強いです。
さらに希望すればその子が住んでいるところへ「現地訪問」することも可能。
ぜひチェックしてみてくださいね。
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