2010年からホームレス状態からの脱出サポートをおこなっているHoomdoor(ホームドア)。
生活困窮状態からの脱出の筋道がしっかり出来ているので、寄付するに値する団体と言えます。
とは言え、実際にHoomdoorを利用した人の生の声を聞きたい方もいるはず。
寄付先はどこがいい?という記事にも書きましたが、やはり寄付する側にも充実感や納得感があるほうが楽しく続けられます。
そこでこの記事では【Hoomdoorの評判について】よりくわしく検証していきます!
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目次
Homedoorの活動内容は?
Homedoor(ホームドア)は、ホームレスの方々を中心とした生活困窮者の支援を主な活動内容とする非営利団体です。
2017年には認定NPO法人としての地位を取得しています。
Homedoorは「届ける・選択肢を広げる・暮らしを支える・働くことを支える・再出発に寄り添う・伝える」という6つのチャレンジを掲げて活動しています。
具体的には以下のような活動内容です。
・河川敷や公園、インターネットカフェ、コンビニなどを巡回し、これらを生活拠点とするホームレスの人達に弁当を配布したり、相談にのるなどしています。
・生活応援施設(アンドセンター、アンド食堂)では、食事の提供をおこない、洗濯できたり、団らんの時間ももうけています。
・HUBchari(ハブチャリ)というシェアサイクル事業を運営し、その業務を仕事として提供しています。
・また行政や民間企業と連携することで、清掃や駐輪管理、マンション管理などの業務も受託し提供しています。
・生活再建のため、理解ある企業との就職の橋渡しや、アパートへの入居のサポートなどをおこなっています。
・現在のホームレス事情を広く知ってもらうため、全国で講演及びセミナーもおこなっています。
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Homedoorへの口コミ評判は?
そこへいくと、この団体ではシェアサイクルなどの事業でホームレスの人に仕事を与え、アパートなどへの入居のサポートまで行ったりと、自力再生のシステムを構築してる辺りが現実的で実際に役に立っていることを思わせます。
人生積んだどころではなく、今日の生活もままならない人にとってここは、その日の食事などを与え、望めば仕事の世話までしてくれるまさに救済の場所と言えるでしょう。
Homedoorの活動は本当に素晴らしいと思います。
大阪の中心部ですが、色んな所にレンタルスペースがあってとても便利です。
1時間200円なので、たまにですがちょっとした遠出の際に使っています。
気になってhubchariの事を少し調べてみたら、ちょくちょく見かけるあの自転車の世話をしてる人達って、ホームレスの方々だったんですね。
成程、これは放置自転車対策になるし、ホームレスの人にとっては仕事になるという一石二鳥の良い仕組みだと思います。
hubchariを運営しているHomedoorさんは、これだけじゃなく、ホームレスの人に食事の提供などをするシェルターも設けているようですね。
大変だとは思いますが素晴らしい活動をなさっていると思います。
これからもhubchari使用で応援していきたいです。
引用元・twitter
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Homedoorは寄付してもいい団体か?
年次報告書と会計報告書を公式サイトで公開している
Homedoorでは、年次報告書と会計報告書を年度毎にきちんとHPで公表しています。
その活動内容とも合わせて、寄付するに足る団体だと思います。
年次報告書では、確かにその活動と合致する内容のデータが記載されています。
その年の夜回りで出会った人の人数に至るまで、細かなデータが示されています。
特にホームレスの人たちの声や、団体の普段の活動が画像付きで載っているのには、確かな信憑性を感じました。
年度毎の寄付金の額など運営費用の面についても、およそ予想を上回る程の金額ではなかったです。
財務諸表を見るに、特に不審な点は見当たりませんでした。
年次の両報告書だけでも、Homedoorは非営利法人としての役割をしっかりと務めていることが分かります。
認定NPO法人なので寄付金控除が受けられる
Homedoorは認定NPO法人なので、寄付した場合に、個人でも税制上の優遇措置が受けられます。
むろん法人が寄付した場合も同様です。
認定NPO法人の認可を得るには、事業運営を適正に保つことが高く要求されます。
そこをクリアしていることからも、Hoomdoorは寄付する価値のある団体と言えるでしょう。
Homedoor代表の川口加奈氏とは?
当法人の理事長を務める川口加奈さん(29~30才、2021年)は、中学生でホームレス問題に関心を持ち、14才の時に炊き出しデビューを果たしたそうです。
「問題を知ったからには知ったなりの責任がある。」という断固たる思いで、高校でもボランティア活動を続けます。
ホームレス問題の研究が盛んな大阪市立大学に進学、2年生の時に(2010年)Homedoorを設立しました。
その後、2011年にはHomedoorをNPO法人とし、翌年にはHUBchariの事業を開始、更に2013年には夜回り活動を始めました。
以降も毎年のように活動の幅を広げ今に至ります。
川口さんの経歴などを見るに、若いのによくやるなとも、いや若いからこそ出来るとも感じられました。
とにかく人一倍行動力を持った人物であることは間違いありません。
また関西テレビのセブンルールというドキュメンタリー番組に出演なさっているのを拝見しましたが、とても芯が強そうな感じを受けました。
確かにこういう活動を続けていくには、それなりの強固な精神、信念というものが必要なのでしょう。
貴重な青春の時間を、困っている人のために捧げるというのは実際にどうでしょう。
多くの人は恋に遊びにと、自分のために青春時代を使います。
就職もせずに赤の他人のために尽くすなんて、川口さんは本当に希少で素晴らしい人だと感じます。
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Homedoorの評判は? まとめ
Hoomdoorでは、食事や宿泊所の提供だけでなく、シェアサイクルなどの事業でホームレスの人に仕事を提供しています。
その場限りの支援ではなく、ちゃんとホームレスを脱出するための筋道が出来ている活動です。
そしてHoomdoor代表の川口加奈氏がとにかく筋金入り。
14歳でホームレスへの炊き出しに参加し、高校時代に知識の足りなさを痛感して、ホームレス問題の研究をしている大学へ。
大学でHoomdoorを立ち上げるも、ホームレスの人たちの真のニーズを知るために、釜ヶ崎でモーニング喫茶を1年間ひらいています。
その結果シェアサイクル事業にたどり着いたわけです。
そして何より川口さんのホームレスのおじさんたちへの愛情が強く伝わってくることが、支援すべき団体だと思わせてくれます。
私がこれまで寄付してきた中で、もっとも手ごたえがあった寄付先をご紹介します。
ワールドビジョンのチャイルドスポンサーシップという寄付で、厳しい環境にいる海外の子ども1人と「手紙や写真のやりとり」ができます。
しかもその子とやりとりができるのは自分だけ。
飽きっぽい私でも6年続けています。
特定の子のことを思い浮かべながら支援できるので、サポート出来ている充実感が強いです。
さらに希望すればその子が住んでいるところへ「現地訪問」することも可能。
ぜひチェックしてみてくださいね。
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