かなり社会に広まった「SDGs」(エスディージーズ)ですが、その検定試験について詳しいという方は少ないのではないでしょうか。
そこでこの記事では【SDGs検定とは何か?】合格するメリットは何かについてわかりやすく紹介していきます!
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目次
SDGs検定とは?わかりやすく解説!
いま、環境の変化や悪化にともなって、地球という惑星の存続に対する危機感が高まっています。
そんななか2015年に国連で採択されたのが「Sustainable Development Goals」。
通称「SDGs(エスディジーズ)」です。
地球に住み続けていくための17個の目標で構成されています。
そしてこのSDGsには民間の検定試験があります。
SDGsの基本的な知識や、世界中で行われている取り組み、近年の事例などについて問う試験となっています。
この試験は、一般社団法人SDGs推進士業協会という民間組織が運営する民間検定で、2019年から開始。
問題は全体で50問前後。
基礎知識として「1点配点の問題」が10問程度。
「2点配点の問題」が30問程度。
応用的な「3点配点の問題」が10問程度出題され、試験時間は90分間です。
すべてWEB上で行われるマークシート形式での試験となっています。
つまり在宅での受験となり、スマホには最適化されていないのでパソコンが必要。
またSDGs検定公式サイトでの会員登録(無料)も必須で、検定料金は5,500円となります。
さて、それだけ支払っても受ける価値のある検定なのかどうかを次章から見ていきましょう。
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SDGs検定の合格率や合格するメリットは?
SDGs検定は2022年8月時点で、過去に8回実施(3か月おき程度で1年に数回)実施されています。
そして気になる合格率は、およそ25%ほど。
過去に一度43%を超える合格率が出たことがありましたが、それ以外で見ると21%~25%の間で推移しています。
なかなかの難関ですね。
公式サイトによれば、正答率70%が合格の目安になっているとのこと。
検定に合格すると、合格証が交付されることに加えて、認定のロゴマークが使用できるようになります。
そして合格することでのメリットですが、仮にSDGsを推進する企業の社員が合格すれば、その活動の信ぴょう性や正当性、対外的な信頼感が高まるでしょう。
またライターなどの立場でこの資格の肩書があれば、よりSDGs関連の原稿の依頼が増えたり、単価が上がるという側面もあります。
SDGsを推進する企業への就職や転職を希望する場合は、この資格がひとつの武器にもなり得るでしょう。
そして以上のようなメリットだけでなく、あなたのSDGs活動に対する理解促進や活動のレベルアップにつながることは間違いありません。
SDGs検定の過去問題集やテキストはある?
SDGs検定の学習に使える書籍は、世の中にいくつか存在しています。
SDGs検定の公式サイトでは、いくつかの書籍を参考文献として公表しています。
しかしながら、公式から発売されている教科書や過去問題集のようなものは、2022年8月時点で見当たりません。
公式サイトで、数問を例題としてダウンロードできるようになっているくらい。
お金をかけずに検定の学習を行いたい方は、インターネットで検索し、ヒットしたものを選定して学習するしかないでしょう。
ほかには、YouTubeなどで丁寧に解説している動画もあるので、利用するといいでしょう。
あとは以下のようなSDGsのオンライン講座もあるので、それを元に学習するのが有効です。
SDGs検定に合格するための勉強時間は?
個人個人の予備知識や基礎学力、仕事で何にたずさわっているかなどによって、合格に必要な勉強時間は変わります。
まずは検定学習をおこなう前に、公開されている過去問を解いてみて、その正答率からどのくらいの学習量が必要かを判断するのがいいでしょう。
SDGs検定に合格するための勉強時間は、過去に合格した方たちの意見から30時間~50時間くらいであると検討がつきます。
ですので個人差はありますが、おおよそ1日1~2時間を1ヶ月ほど続ければ、合格できる可能性が高まってくるでしょう。
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SDGs検定はカンニング可能?
SDGs検定は、すべてをWEB上で行う試験であるため、現時点でカンニングが可能といえば可能です。(笑)
ただもちろん、SDGs検定の規約上は禁止です。
また試験問題が全体で50問ほどで、試験時間が90分間であることから考えると、すべてをカンニングしても合格できるかは難しいところ。
それにカンニングをして合格することに価値があるのか、という部分は自分自身でよく考えて行動すべきですね。
【SDGs検定とは?】まとめ
人類がこのまま地球で生存していくための17個の目標で構成されているSDGs(エスディージーズ)。
そのSDGsの基本的な知識や、世界でおこなわれている取り組みなどについての知識を問う試験が「SDGs検定」です。
合格率は、だいたい30%以下なので簡単な試験とは言えません。
ですので合格できると、SDGsを推進している企業に勤めている社員であれば、その活動の信ぴょう性や信頼感が高まります。
SDGsを推進する企業への就職や転職を希望する場合にも、この資格がひとつの武器となるでしょう。
そして何より、あなたのSDGs活動に対する理解促進や活動のレベルアップにつながることは間違いありません。
とは言え、ネット検索で拾える練習問題だけでは、問題の数が少なすぎて合格するのは厳しいのが現実です。
有料にはなりますが、オンライン講座なども取り入れたほうが、より効率的に合格を勝ち取ることができるでしょう。
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