アインシュタインという名はほとんどの人が一度は聞いたことがあるでしょう。
相対性理論を発表した人ということもそれとなく知っているのではないでしょうか。
でも結局のところそれが何の役にたっているのか。
現在の私たちの生活にどんな影響を与えているのかまでは知らない方も多いことでしょう。
そこでこの記事では【アインシュタインが人類にどんな影響を与える発見をしたのか】また彼の残したユーモアあふれる名言もご紹介していきます!
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目次
アインシュタインは何をした人なの?
アインシュタインはもともとユダヤ系ドイツ人で後にアメリカに帰化した物理学者です。
1921年に光電効果の理論的解明を発表し、ノーベル賞物理学賞を受賞しています。
このあとに「ブラウン運動」「相対性理論」などを発表しています。
でも頑張ってなるべく分かりやすく説明してみます!
光電効果とは?
光電効果はノーベル賞を受賞しているわりに、相対性理論の影で目立たなくなっていますよね(笑)。
光電効果とは、物質に光を照射した際に電子が放出されたり電流が流れたりする現象。
アインシュタインが論文を発表するまで、「光は波のように振る舞う」という考え方が一般的でした。
光電効果は「光が粒子のようにも振る舞う」ということを証明しました。
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相対性理論とは?
次に相対性理論ですが、まずはアインシュタインが「相対性」についてわかりやすい例えを示してくれています。
熱いストーブの上に1分間手を当ててみて下さい、
まるで1時間位に感じられる
では可愛い女の子と一緒に1時間座っているとどうだろう、
まるで1分間ぐらいにしか感じられない。
それが相対性です
アルバート=アインシュタイン
つまり相対性とは単独ではなく、他との関係・比較によってはじめて存在することです。
そしてじつは相対性理論には、
・特殊相対性理論
・一般相対性理論
の2つがありそれぞれの特徴は以下の通り。
光速に近づくと、時間の流れが遅くなる
光速に近づくと、空間が縮む
光速に近づくと、質量(=エネルギー)が増える
質量とエネルギーは同じもの
重力は空間(光)を曲げる
重力は時間を遅らせる
これらを証明するのが相対性理論というわけです。
そしてここで生まれてくる「はっ?どういうこと?」という疑問を解消しようとすると、さらに難解な説明が始まり心が折れるのです。
そこでこの相対性理論が、実生活でどのような役にたっているのかをご紹介します!
相対性理論の実用例は?
GPS
地図アプリやカーナビに使用されているGPSシステムで相対性理論が活かされています。
GPS信号を送っている人工衛星は、光速には遠く及ばないもののかなりの速度で動いています。
そのため相対性理論が存在しなかった場合、時間の遅れが考慮されず、地図アプリもカーナビもズレが大きすぎて使い物にならないとか。
アインシュタインのIQは?
人類の95%の人がIQ70〜130の間に入ると言われます。
そして130以上が天才と言われるなかで、アインシュタインのIQは160〜190。
時代によってIQテストの内容に違いがあるので、ある程度の幅を持たせてあります。
アインシュタインの脳みそを解剖した結果は?
アインシュタインは、1955年にアメリカのプリンストン病院で亡くなり、遺体は遺言どおり火葬されました。
しかし検死をおこなった病理学者ハーヴェイによって、脳と目はホルマリン漬けにして保存。
ただアインシュタインの脳の保存が、本人や遺族の了承を得ていたかは不明。
奥さん えー、勝手にやっちゃったかもしれないのー?
アインシュタインの長男は事後報告で知ったが、保存・研究することを許可しています。
博士 心が広い。
しかし何より驚いたのは、そこには驚くべき発見が何もなかったこと。(笑)
一般人の脳みそと大きな違いがなかったわけです。
一応小さな違いを挙げると、
・右脳と左脳のあいだの溝が浅め
・脳の質量が軽め
・グリア細胞が多め
・音声と言語の領域が小さめ
・数値や空間処理の領域が大きい
とのこと。
この小さな違いが実は大きな違いなのかどうかはまだ時間が必要なようです。
アインシュタインの脳みそは、現在アメリカの国立健康医学博物館に保存されています。
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アインシュタインの名言5選!
アインシュタインは、あまり表情が変わらないので気難しそうに思われていた反面、残した数々の名言からは人間味が感じられます。
まずは1つ目。
宇宙と人間の愚かさは無限大だ。宇宙については確かではないが。
あれほど果てしなく見える宇宙でも、もしかしたら有限(果てがある)なのかもしれない。
でも「人間の愚かさが無限であることはもはや確定」というアインシュタインからの警告なのかも。
そして2つ目。
失敗したことのない人間というのは、挑戦をしたことのない人間である。
個人差のあることだが、何でも無難にこなせるなあと自分で自覚している人は、自分にとっての本当の挑戦をしていないのかも。
次に3つ目。
常識とは、18歳までに積み重なった偏見の累積でしかない。
子どもに注意したときに「えーなんでー?」と聞かれて、筋の通った答えが返せない時。
自分の偏見を常識と言って、子どもに押し付けていることに気づきます。。。
4つ目。
私は賢いのではない。問題と長く付き合っているだけだ
アインシュタインが他の人より知能が高かったのは間違いありません。
でもそれだけで数々の発見が出来たわけではないということでしょう。
才能に恵まれてなくても、1つのことに長く向き合い続ければ、どんな人でも想定以上の成果が出せるともとれますね。
次、5つ目。
誰かのために生きることにのみ、生きる価値がある
確かに自分のためだけに生きていても虚しく感じるところはあります。
それで満たされていれば問題はないのかもしれません。
でもやはりそこに何か寂しさを感じるのなら、誰かのために行動してみると大きな気づきが得られそうです。
アインシュタインは何をした人?多くの名言まで徹底解剖 まとめ
アインシュタインは、1921年に「光量子仮説」に関する論文が評価されノーベル賞物理学賞を受賞しています。
その後も「ブラウン運動」「相対性理論」などを発表し、それらは現在の私たちの生活にも大きく役立っています。
ただアインシュタインは経済的に恵まれた家庭に育った点も、のちの活躍に大きく影響したと思われます。
いまだ世界には今日食べるのもままならない子どもたちがいます。
少しでも平等に教育を受けれるような世界になっていくといいですね。
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