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目次
統合失調症になりやすい人はどんな人?
統合失調症にかかるハッキリとした原因は、現在もまだ分かっていません。ただ統合失調症になりやすい人のタイプとしては、おもに以下のようなものがあげられています。
・親族に統合失調症にかかった方がいる人
・生まれつき脳内のドーパミン放出量の多い人
一つずつ見ていきましょう。
親族に統合失調症にかかった方がいる
統合失調症の遺伝的要因は、少なからずあると言われており、親族にかかった方がいる場合、明らかに罹患率が高いようです。私の娘の場合も、比較的近い親族に統合失調症にかかった方がいます。
生まれつき脳内のドーパミン放出量の多い人
統合失調症は、育った環境や社会的なストレスによって発症するものではない、というのが近年の見方です。統合失調症患者は、もともと生まれつきドーパミン放出が多く、それが成長と共に脳に負担を与え、ある境界線を越えた時に統合失調症を発症すると考えられています。社会的ストレス・家庭環境ストレスは、あくまで二次的要因という考え方です。
とは言え、「うちの子は生まれつきドーパミン放出量が多いから気をつけなきゃ!」とはいきませんよね。仮に分かったとしてもどう対処して育てていけばいいのか。。。
我が子が統合失調症にかかってしまったのは、
・親の育て方が悪かったのではないか
・学校に無理やり行かせていたせいではないか
と感じてしまっているご家族の方も多いと思います。
しかし生まれつきドーパミン放出量が多かったから統合失調症になったんだということで、その呪縛から自分を解放してあげるのはいかがでしょうか。
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娘は統合失調症になりやすい人だったかについて
遺伝については、私の娘の場合、近い親族に統合失調症にかかった人がいますので、関係はあるのかなというのが実感としてあります。
そして娘が生まれつきドーパミン放出量が多かったかどうかは、残念ながら分かりませんが、通常赤ちゃんは一週間ほどで退院できるはずなのに、うまく呼吸が出来ていないとのことで合計二週間保育器の中で過ごした後の退院でした。その時に脳に異常が出たかどうかは今となっては分かりません。
また娘はどちらかというと人と話をしたいほうです。しかしもともと軽度知的障害を持っていることもあり、小学校高学年になる頃には、仲のよかった友達も徐々に離れていき、どのように人と接すればいいのかわからなくなってしまったようです。統合失調症の発症そのものには関係ないかもしれませんが、人間関係で何かあるたびに泣き叫ぶことも増えていったので、その後の悪化を助長する要因にはなっていたかもしれません。
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統合失調症になりやすい人 まとめ
以前は統合失調症になりやすい人として、おとなしい人・内気な人・人間関係が苦手な人・ストレスに弱い人などが多くあげられていたようです。現在では、育った環境や社会的なストレスによって発症するものではない、という見方をする医療従事者が多いです。
確率的に高く出ている遺伝的要因と、生まれつき脳内のドーパミン放出量が多く、成長するにつれてさらてドーパミンの量が増え、ある境界線を越えた時に統合失調症を発症するという考え方です。
私も含めて、子どもが統合失調症にかかってしまったのは、自分の育て方が悪かったのではないかと感じている親御さんも多いはずですから、そういう意味では「生まれつきドーパミン量が多い説」は多少救われるのではないでしょうか。
とは言え、統合失調症患者をもつ家庭は、毎日の生活が精神的にギリギリの命がけというご家族の方も多いことでしょう。
家族全員が協力してくれればまだしも、ほとんど自分一人で面倒を見ていたりする方は、精神状態がとても危険です。
私はまだ周囲の協力に恵まれているほうだと思いますが、それでも娘の死、私自身の死が、突然頭をよぎることがあります。
娘の状態が、今日は比較的良さそうだなと思っていた10分後に、絶望を感じるようなことが起きるからです。
そんななかで、先日少し光が差す出来事がありました。同じような状況の統合失調症に悩む家族の方が投稿するネットサロンを知ったことです。
統合失調症以外にも、さまざまな精神疾患についての投稿があります。
共感できる悩みや、私以上に過酷な状況でなんとか踏ん張っている方たちの投稿を読んでいると、自然と涙が出つつもとても勉強になりますし不思議と安心もできます。
決して怪しかったり面倒くさいものではなく、ただ読むだけでも(返信ももちろん可)とても救われることが多いのでぜひ見てみてください。
➤➤➤みんなねっとサロン
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私は海外の貧困地域の子ども1人と、手紙や写真のやりとりをしながら支援できる寄付をしています。
プランインターナショナルジャパンという国際NGO団体で、子どもの住んでいる地域や性別を選ぶこともできて、寄付額も月3,000円・4,000円・5,000円の中から選べます。
私が寄付を始めて、手紙のやりとりすることになったチャイルドは、ネパールに住むShaishra(シャイシラ)ちゃん。
送られてくるプロフィールから、生年月日・国名・地域名・言語・宗教・家族構成などが分かります。
興味のある方は是非チェックしてみてください。