2013年に元2ちゃんねる管理人西村博之氏(ひろゆき氏)が、当時日本ユニセフ協会大使だったアグネス・チャンさんに公開質問状を送り、自身のブログにも掲載しました。
そこでこの記事では【ひろゆき氏が日本ユニセフにおこなった質問について】くわしく検証していきます。
単発的な寄付ではなく、支援の実感を長く感じられる寄付についてご興味がある方は、以下の寄付についてもご覧ください。
ワールドビジョンの「チャイルドスポンサーシップ」という寄付では、厳しい環境にいる海外の子ども1人と、手紙や写真のやりとりができます。
つまり毎月その子のことを、思い浮かべながら支援できるので、単発の寄付よりもサポート出来ている実感が強いです。
さらにちょっとハードルは高いですが、その子が住んでいるところへ現地訪問することも可能。
支援した効果が実際に見れて、しかも本人や家族に会えるので、それが夢になっている支援者も多いです。
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目次
ひろゆき氏が質問した日本ユニセフ協会の闇とは?
元2ちゃんねる管理人西村博之氏(ひろゆき氏)は、2013年に当時日本ユニセフ協会大使だったアグネス・チャンさんに公開質問状を送りました。
※アグネス・チャンさんは現在ユニセフ・アジア親善大使
ひろゆき氏の公開質問状は以下の通り。
アグネスさんが、下記のページに書いていることに、どうしても理解出来ないことがあり、お答え頂きたく、公開質問状という形で書かせて頂きました。
http://www.agneschan.gr.jp/blog/?p=7324「今一番大事なのは、子供達の為に私たちもできることを考える事です。」
と仰られていますが、アグネスさんが募金先にあげている日本ユニセフ協会は、2012年度、募金の81%しか、ユニセフ本部に送っていません。
一方、ユニセフ親善大使をされている黒柳徹子さんは、募金の100%をユニセフ本部に送っているそうです。
子供のためを思えば、100%をユニセフ本部に送っているユニセフ親善大使の黒柳徹子さんを薦めるべきではないでしょうか?
さて、私からの質問は、1点です。
・募金額の100%をユニセフ本部に送っている黒柳徹子さんの振込先口座を紹介しないのはなぜですか?
それではひろゆき氏の質問内容を1つずつ見ていきましょう。
まず黒柳徹子さんは、日本ユニセフ協会の親善大使ではなく、国連ユニセフの国際親善大使です。
日本ユニセフの大使ではないので、個人で口座を開き、そこに集まった寄付を全額国連ユニセフ本部へ送っています。
それに対して日本ユニセフ協会に寄付すると、約19%は運営するための費用となり、残りの約81%ほどが国連ユニセフへ送られます。
寄付する側からすると、全額を国連ユニセフに送ってくれたほうがいいに決まっているのに、「なぜアグネスさんは黒柳さんの口座を紹介しないのですか?」というひろゆき氏の質問です。
日本ユニセフ協会へのひろゆき氏の質問について
ひろゆき氏の質問に対して、アグネスさんはとくに返答していませんが、本当に黒柳さんの口座を紹介すべきなのでしょうか?
まず日本ユニセフ協会は、国連ユニセフと「協力協定」を結んでいる、日本での民間におけるユニセフ公式窓口です。
そしてアグネスさんは、日本ユニセフ協会の親善大使(当時)で、日本ユニセフ協会への募金集めが主たる仕事。
黒柳さんの口座を紹介して、日本ユニセフ協会への募金が減り、協会が活動していくことが困難になっては大使失格です。
「そんなの寄付する側には関係ないぞ!」という意見もあるでしょう。
しかし日本ユニセフ協会への寄付を避けて、黒柳さんの口座に多くの人が寄付するようになった場合、国連ユニセフの本部へ送られる金額は大幅に減少します。
それはなぜか。
黒柳さんが毎年国連ユニセフ本部へ送っている金額は、1年間で約2~3億円ほどとみられます。
これに対して日本ユニセフ協会が2020年に国連ユニセフ本部へ送った金額は186億2,000万円。
仮に日本ユニセフ協会を無くし、1年のあいだ募金がすべて黒柳さんの個人口座に集中したとしても186億円には遠くおよばないでしょう。
なぜなら日本ユニセフ協会は、組織で広報活動や街頭募金をおこなって、これだけの大きな募金を獲得しているからです。
全額を国連ユニセフに届けてくれる黒柳さんの個人口座に寄付すれば、たしかに寄付者側は満足するかもしれません。
しかし大幅に減った募金総額の影響で、助けられたはずのたくさんの子供に救いの手が届かなくなるでしょう。
日本ユニセフ協会だって広報活動もせずに、ただ窓口として寄付してくれる人のお金を国連ユニセフに送るだけなら、批判されることもなくてラクなはず。
でもそれでは集まる寄付の額も知れていますし、その影響をこうむるのは世界の厳しい環境にいる子どもたちです。
ユニセフ募金の解約はいつでも可能
個人それぞれに事情がありますから、募金を続けれなくなるときもあるでしょう。
どうしてもユニセフ募金をやめざるを得なくなったという方は、日本ユニセフ協会・マンスリーサポート係のほうに電話・Fax・Eメールで連絡すればすぐに解約できます。
ただ金融機関口座からの引き落としの場合は、振替日の1ヵ月前まで。
クレジットカードからの引き落としの場合は、振替日の1〜2ヵ月前(カード会社により異なる)に連絡する必要があります。
これに遅れると、もう一か月分引き落とされてしまうので注意が必要です。
ひろゆき氏の日本ユニセフ協会への質問とは? まとめ
2013年に、元2ちゃんねる管理人西村博之氏(ひろゆき氏)が、当時日本ユニセフ協会大使だったアグネス・チャンさんに公開質問状を送りました。
質問の内容は、「国連ユニセフの国際親善大使の黒柳徹子さんの口座を紹介しないのはなぜですか?」というものでした。
この質問の根底には、黒柳徹子さんは預かった寄付を100%国連ユニセフに送っているのに対して、日本ユニセフ協会が寄付全体の約80%は送っているものの、残りの約20%は広告や運営費に使っているのを非難していることにあります。
しかし黒柳さんの口座から国連ユニセフに送られるのは、年間で約2~3億円ほどとみられるのに対して、日本ユニセフ協会が2020年に国連ユニセフ本部へ送った金額は186億2,000万円。
寄付の約20%ほどを広告や広報活動・人件費に充てるからこそ、これだけの大きな募金を獲得できます。
すべて黒柳さんの個人口座に寄付すれば、全額が国連ユニセフに送られるので、寄付した人は満足するかもしれません。
しかし大幅に減った募金総額の影響で、助けられるはずだった子供に救いの手が届かなくなるでしょう。
ひろゆき氏がおこなった公開質問状以外にも、日本ユニセフ協会はさまざまな角度から批判されることがあります。
しかし批判する側の内容は、ほとんどがなんとなく怪しいとか、なんか疑わしいという気持ちをぶつけている感じがいなめません。
ほとんどの批判に対する答えは、日本ユニセフ協会の公式サイトを見れば、納得できることも多いです。
単発的な寄付ではなく、支援の実感を長く感じられる寄付についてご興味がある方は、以下の寄付についてもご覧ください。
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しかもその子とやりとりができるのは自分だけ。
飽きっぽい私でも6年続けています。
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