30代男性といえば、定職に就いて結婚している人も多い年代。
しかし結婚や仕事に関わらず、生きがいがないという30代男性が増えています。
そこでこの記事では【30代なのに生きがいがないという男性】のために試してほしい対処法をご紹介していきます。
目次
そもそも「生きがい」とは?
生きがいという言葉を辞書で引くと、
「人生の意味や価値など、人の生を鼓舞し、その人の生を根拠づけるもの」
だそうです。
ちょっと堅苦しいですね。(笑)
少し言いかえると、
自分をワクワクさせてくれて、今よりさらに活力を引き出してくれる人やものごと
が生きがいです。
もちろん生きがいの内容は人によってさまざまです。
「家でダラダラしながらテレビを見るのが生きがい」
「仕事をバリバリこなして昇進することが生きがい」
「趣味に没頭している時間が一番の生きがい」
などなど。
とにかく「生きがいがない」と感じている人の多くは、毎日に楽しみを見出せていない人ということになります。
「一人で没頭できる趣味」という記事をまとめてありますので、よろしければぜひ参考にしていただければうれしいです。
30代男性に生きがいは必要なのか?
30代の男性にとって、生きがいが絶対に必要かと言われれば、もちろん無くても生きることはできます。
ただあったほうが間違いなく元気に楽しく過ごせるでしょう。
前項でお話ししましたが、そもそも生きがいは、人によってその内容が大きく異なるということがわかります。
つまり生きがいの尺度は、その人自身によって決められるものということ。
そこで今一度、自分にとって生きがいとは「〇〇であるべきだ」という考えは捨てましょう。
例えば一日の仕事を終えて、風呂上がりのビールを一口飲んで、
「この一杯のために生きてる!」
というお父さんも多いですよね。(笑)
でもそれで毎日元気に過ごせるのなら、それは素晴らしい生きがいですよね。
30代男性の人生がつまらない原因は?
30代男性の人生がつまらないと感じるおもな原因をご紹介します。
ルーチン化された生活
仕事や家庭で忙しく、日々の生活がルーチン化されていると、刺激や新鮮さがなくなり、人生がつまらないと感じるようになります。
ルーチン化された生活では、自分の成長の機会も少なくなり、新たな挑戦や学びがありません。
そのため意欲じたいも低下することで、さらにルーチン化するという悪循環に陥ります。
人間関係のストレス
職場や家庭の人間関係で悩みやストレスがあると、人生を楽しむ余裕がなくなりがちです。
30代はキャリアの中盤であり、職場での役割や責任が増えることが一般的。
同僚や上司とのコミュニケーションがうまくいかなかったり、職場での競争が激しい場合、ストレスがたまることも多いでしょう。
さらに30代は、家庭においてもさまざまな役割が増える時期。
配偶者や子供とのコミュニケーションがうまくいかないこともあるでしょう。
職場でも家庭でもストレスがたまる状態では、人生がつまらなくなっても仕方がありません。
目標や夢の欠如
30代にもなると目標や夢が見つからない、あるいはすでに達成済みで新たな目標がない場合、人生に対してつまらなさを感じ始めることも。
目標がないため、自分の能力や才能を十分に活かせていないと感じ、人生に対する満足度もどんどん下がっていきます。
余暇の不足
30代で仕事や家庭に追われ、自分の趣味や興味を追求する時間が少ないと、人生がつまらなく感じるのは当然です。
また30代になると、以前楽しめていた趣味や興味が薄れることもあります。
はやく何か見つけないと、という変な義務感さえ生まれて、ますます何が楽しいのかが分からなくなります。
30代男性が生きがいに出会うコツとは?
日本の義務教育は、なるべく周りと同じように振舞うことが良しとされます。
逆に言えば「周りと同じでなければいけない」という潜在的な刷り込みにもなります。
そのため誰もやらない思い切ったチャレンジがやりにくかったり、そもそも考えることをあきらめるクセがついています。
詩人の相田みつをさんの有名な言葉に、「しあわせはいつもじぶんの心がきめる」とあります。
周りの意見など捨てて、自分に正直になれば、あなたが本当に大事にしているものが見つかるはず。
「ご飯を食べること」だっていいですし、「朝ドラを見ること」だっていいんです。
生きがいのハードルを上げようとしすぎて、自分の本当の生きがいを見失っているのかもしれません。
そしてもう一つ生きがいに出会うためのコツとして、まずは目の前のことに集中してみるといいかもしれません。
例えば、
あなたが「主夫」なら、主夫業を納得のいくまでとことん追求してみる。
新卒で入った会社になんとなくいるのではなく、その仕事のプロとしてさらにその仕事を工夫してみる。
など。
じつは人の生きがいは、最初は何とも思ってなかったのにやっているうちにハマり、いつまにか自分の生きがいになっていたというケースが多いです。
それでも生きがいが見つからない30代男性は?
それでもやっぱり生きがいが見つからないという方は、視野を自分にではなく「外」に向けてみてください。
もしかしたらあなたは、「自分を満たすこと」にはそれほど生きがいを感じないのかもしれません。
だれかに「ありがとう。」と言われたほうが、自分を満たすことよりもうれしい時ってありませんか?
あなたにとって、自分を満たすことがさほど生きがいにならないのであれば、誰かのために動いてみると変化かあるかもしれません。
例えば厳しい環境に生まれた子どもたちの支援などはどうでしょう。
日本では当たり前の「きれいな水を飲む」「学べる環境がある」「安全に家族と暮らせる」ということが、まったく出来ていない子どもが世界にたくさんいます。
これまでは出来ていたのに、戦争や災害で過酷な環境に追い込まれる子どもも。
こういった子どもたちを支援することで、かえって自分が満たされて、生きがいになることもあります。
ただ実際に現地へ行って直接支援活動をすることは、誰にでもできることではありません。
そのような場合は、厳しい環境にいる子どもたちに「寄付」というカタチで支援することもできます。
私は1日150円の支援で、貧困地域の特定の子ども1人と手紙や写真のやりとりができる寄付をしています。
手紙や写真のやりとりのほかに、子どもの成長報告書も届くので、他の寄付と違って支援できている実感がずっと続きます。
支援している子の成長を見ていると、こちらも幸せな気持ちになれるので私の生きがいの1つになっています。
生きがいがない30代男性に試してほしい対処法 まとめ
人は生きがいが無くても生きることは出来ます。
しかし出来れば生きがいがあったほうが、元気で楽しく充実感を持って生きられるでしょう。
生きがいが見つからないという人は、大きな生きがいを見つけようとし過ぎているかもしれません。
まずは何でもいいので、気になった目の前のことに全集中で取り組んでみましょう。
なぜなら意外とやっているうちにハマって、気が付いたら自分の生きがいになっていたというケースが多いからです。
しかしそれでも生きがいが見つからないという場合は、視野を自分にではなく「外」に向けてみましょう。
自分一人で何かをやり遂げた時より、誰かを手伝った時に「ありがとう!」と言われたことがやたらうれしい時ってありますよね。
そんな方は、誰かのサポートをすることが生きがいになる可能性があります。
私は1日150円の支援で、世界の貧困地域の子ども1人と手紙や写真のやりとりができる寄付をやっています。
特技などない私でも、貧困地域の子どもの未来を変えられる支援だと感じて、今ではすっかり生きがいの1つになっています。
私がこれまで寄付してきた中で、もっとも手ごたえがあった寄付先をご紹介します。
ワールドビジョンのチャイルドスポンサーシップという寄付で、厳しい環境にいる海外の子ども1人と「手紙や写真のやりとり」ができます。
しかもその子とやりとりができるのは自分だけ。
飽きっぽい私でも6年続けています。
特定の子のことを思い浮かべながら支援できるので、サポート出来ている充実感が強いです。
さらに希望すればその子が住んでいるところへ「現地訪問」することも可能。
ぜひチェックしてみてくださいね。
➤➤➤【1人の子どもと1対1の支援プログラム】