日本では子どものころから「大きな夢を持とう」と言われることが多いですよね。
もちろんそれ自体、決して悪いことではありません。
自然に「やりたいこと」が出てくる人は問題ないです。
しかし「やりたいこと」がいつまでたっても出てこない人にとっては苦痛ですよね。
そこでこの記事では【夢が見つからない場合のヒント】についてご紹介していきます。
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目次
日本人はなぜ夢が見つからないのか?
世界で紛争に巻き込まれながら生活しているような子どもたちは、夢をしっかり持っている子どもが多いように感じます。
例としては、
「学校に行きたい」
「先生になりたい」
「医師になりたい」
など。
ではなぜ日本では、大人から子どもまでが夢が見つからない人が多いのでしょうか?
一番はやはり、生まれた時点の環境のちがいが大きいのではないでしょうか。
生まれた時点で、ほとんどの日本人は毎日ご飯を食べれますし、布団で眠れます。
空爆におびえることもありませんし、突然に家族を殺されることもほとんどありません。
「必死にならなくても、生きれる日本。」
生まれた時から、ありとあらゆるものがそろっていて便利だと、ちょっと「何にがんばっていいか」が分からなくなります。
夢を語るにしても、「人よりも有名になる」とか、「人よりもお金を稼ぎたい」だとかになりがちです。
「夢は大きく持たなくてはならない」という強迫観念もあり、ほんとうに自分がやりたいことから離れてしまいます。
誰でもできそうな夢では、なんだかいけない気がしたりして、自分の気持ちがないがしろになっていたりします。
本当はとにかく色んなことを見たり聞いたり体験したりして、「その人が自然と興味がわくもの」に飛びつけばいいはずです。
たしかにお金がかかることもありますが、やはり経験するなかで自分の中から湧き上がってくる感情が「一番の答え」なのだと思います。
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それでも夢が見つからない時は?
とにかく色んなことを試しているのに、それでも「夢が見つからない」という人も多いと思います。
やはり日本は、便利なモノやサービスにあふれているので、「些細なことになかなか感動することが出来なくなっている」のかもしれません。
「ぜいたく病」とも言えます。
とは言え、夢や目標がまったくないとなかなか元気がでてきません。
言ってる私も30歳を過ぎてから、夢らしい夢が見つからない日々が続いています。
もうかれこれ10年以上も、夢が見つからないままです。
そこでいったん「自分の夢さがし」は置いといて、他人の夢をサポートしてみようと考えました。
Google検索でボランティアや寄付について、いろいろなサイトを見てみることから始めました。
そこで気になったサイトが、ワールドビジョンという「国際協力NGO団体」でした。
「NGO」というのは非政府組織のことで、簡単に言うと政府とは関係のない国際協力団体のことです。
ボランティアや寄付という言葉で思い浮かぶ団体だと、「ユニセフ」や「国連UNHCR」「国境なき医師団」などがあります。
寄付しようと思ったら、すぐにネットから寄付することができます。
いずれも過去に寄付したことがあります。
ただ当たり前ですが、寄付する側は「寄付したらそれで終わり」なのでいまいち「手ごたえ」がありません。
寄付に「手ごたえ」を求めるのがおかしいのかもしれませんが、反応が無ければなかなか続かないのも事実です。
そんな思いを内心かかえながら、ネットなどで調べていた時に見つけたのが、一風変わった寄付をおこなっている「ワールドビジョン」というNGO団体でした。
「ワールドビジョン」の何にピンときたかというと、寄付する相手が世界のとある国の特定の子ども1人とマンツーマンだというところです。
あなた(支援者)だけが、その子(どこかの国の子供1人)をサポートするというシステムです。
食事がきちんと取れていなかったり、学校に行けていないある国の子ども1人に対して支援をおこないます。
そのような国の子どもたちは、生まれた時から働き手として数えられてしまっているので、「学校に行くこと自体が夢のまた夢」です。
「水くみ」や「ゴミ山あさり」で、家族の生活をささえているので学校へ行く時間がないのです。
子供時代に学んでいないので、大人になっても読み書きや計算ができず、町に出ても仕事につけないという「負のスパイラル」が続きます。
このような悪循環を断ち切るすべは、当然子どもにはありません。
手を差しのべてあげる「外部の力」が必要です。
水や食糧不足の問題が改善すれば、子どもたちは学校に通えるようになります。
ひとつ目の夢である学校に通えるようになれば、つぎの夢にすすめます。
本当の夢である、家族との生活をよくするための夢に進むことができるのです。
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まとめ 夢が見つからない人にとっても夢になる!
夢や目標が見つからない人にとっても、世界の厳しい環境にいる子どもの未来を手助けすることは大きな喜びになっていきます。
誰しも人に感謝されることはうれしいものです。
支援している子供との「手紙」や「メール」「バースデーカード」などのやりとりの中で、素直な感謝の気持ちを感じることができます。
世界の子どもたちの夢にひっぱられて、自分の夢も自然に沸き上がってくるかもしれません。
私がこれまで寄付してきた中で、もっとも手ごたえがあった寄付先をご紹介します。
ワールドビジョンのチャイルドスポンサーシップという寄付で、厳しい環境にいる海外の子ども1人と「手紙や写真のやりとり」ができます。
しかもその子とやりとりができるのは自分だけ。
飽きっぽい私でも6年続けています。
特定の子のことを思い浮かべながら支援できるので、サポート出来ている充実感が強いです。
さらに希望すればその子が住んでいるところへ「現地訪問」することも可能。
ぜひチェックしてみてくださいね。
➤➤➤【1人の子どもと1対1の支援プログラム】