ギター（エレキorアコギ）を始めようと思った方向けに、ギターの初心者セットが多数販売されています。
しかしギター初心者セットが、本当にギター初心者に最適なのか不安だという方も多いのではないでしょうか。
そこでこの記事では【ギター初心者セットはいいのか悪いのか？】について解説していきます。
※ここではエレキギターまたはアコースティックギター（アコギ）の初心者セットについて解説しています。
目次
ギター初心者セットのメリットは？
まずはギター初心者セットのメリットをご紹介します。
セット内容が充実
ギター初心者セットには、ギター本体だけでなく、アンプやチューナー、ピック、ストラップ、ケーブルなどがセットで揃っています。
これらを１つずつ揃えるとなると、初心者にとってはなかなか大変なので、一通り揃っている初心者セットはありがたい存在です。
コストパフォーマンスが良い
ギター初心者セットは、個別に揃えるよりもコスパが良い場合が多いです。
１つずつ揃えると、トータルで必要な費用が高くなってしまいますが、セットで揃えることでややお得にギターを始めることができるでしょう。
セット内容が初心者向けに設計されている
ギター初心者セットなら、例えばアンプの場合、初心者でも扱いやすいようにシンプルな機能だったり、チューナーも簡単に使えるようにデザインされています。
ギター初心者セットはダメ？そのデメリットとは？
ギター初心者セットは手軽で便利ですが、デメリットもあるため以下で詳しく説明します。
ギターの品質が低い
ギター初心者セットには、多くの場合、かなり低価格帯のギターが含まれます。これらのギターは弾きにくかったり、チューニングが合わないケースが多々あります。
とくにアコースティックギターは、ボディが箱状でトップ板が薄いので、安いものは変形しやすく、弦が止まっているブリッジ部分も剥がれてくることが多いです。
低価格帯のものはギターに限らずですが、長期的に使用するにつれて、さらに至る所から不具合が出てきます。
付属品も低品質
ギター初心者セットの良さは、初心者のためにあらゆる付属アクセサリーが揃っていることです。
例えば必須のアクセサリーである「チューナー」ですが、絶対に付属してはいますが、性能が悪かったり、いきなりただの不良品という場合も。
私が初めて買ったギター初心者セットのチューナーは、延々と左から右へメーターが振り続けるというシロモノでした。
その時は一応ギターを弾ける方にも試してもらったのですが、どうやってもメーターは振り切れて使えませんでした。（すっかりやる気も無くしそこで一度挫折しています。）
なぜギター初心者セットはダメなの？
ギター初心者セットには、ギター、アンプ、ケーブル、ピック、そしてケースなど、最初に必要そうなものが多く含まれています。
初心者にとっては、このセットは魅力的で手軽に始められると思われますが、実際には問題点も多いです。
ギター本体が弾くにくい
上でも触れましたが、ギター初心者セットに含まれるギターは、安価なものが多く、品質が低い場合が多いです。
そのため音質や演奏性が悪く、やる気をそがれてしまいます。
ただでさえ難易度が高めのギターなのに、そのギターそのものが弾きにくいのでは挫折しても仕方がありません。
アンプの音質がつらい
先のチューナーの品質でも触れましたが、初心者セットに含まれるアンプも、同じように品質の低いケースがよく見られます。
音質が悪く、演奏によっては不快なノイズが発生することも。
エレキギターであれば多少のノイズは構いませんが、アコースティックギターだと困りますね。
長期的にはお得ではない
ギター初心者セットには、あらゆるアクセサリーが含まれていますが、それぞれの品質が低いことが多いので、長期的にはお得とは言えません。
以上の理由から、ギター初心者は、初めから高品質なギターとアンプを購入したほうが結果的に安く済むことも多いです。
近くの楽器屋さんの店員さんに相談しながら、１つ１つ揃えていったほうが間違いのないものが揃うでしょう。
ギター初心者セットは、あくまでも手軽な入門用として考え、長期的な使用には向かないと考えておきましょう。
ギター初心者セットよりおすすめなのは？
ギター初心者セットには、ギター、ギター用のケース、チューナー、ピック、弦が揃っているので、初めての方でも手軽に始められます。
またセットで揃っているため、それぞれのアイテムを別々に購入するよりもお得になっています。
しかしギター本体はもちろん、付属のチューナーやアンプなどの品質が低すぎることも多々あります。
仮にギター本体が安っぽくても、それなりに何年か使用できればまだいいです。
1,2カ月ですぐ壊れたり、最初から使い物にならないと、そのままやる気を失い挫折してしまうケースがかなり多いです。
ですので出来れば、お近くの楽器屋さんで店員さんに聞きながら、ギター本体は２～3万円のヤマハあたりを購入し、その場ですぐに必要なチューナー（1,000円くらい）とピック（100円くらい）のおすすめを教えてもらって買うことをおすすめします。
近くに楽器屋さんがなければ、イオンなどのデパートに必ず１店舗は入っています。
ギター初心者が挫折しない方法は？
最近では、初心者用のギター教則本のほかに、YouTube動画でもギターの弾き方を学ぶことが出来ます。
もちろんそれだけで上達する人もいるのかもしれませんが、教則本やYouTube動画を利用した独学では、挫折する方のほうが圧倒的に多いです。
実際にアメリカのフェンダー社が、自社ギターを購入者を調査した結果、約9割の方が１年以内に挫折していたと発表しています。
このことからもギター教則本やYouTube動画があっても、１人では最初のハードルを越えるのがかなり困難なことが分かります。
この高いハードルを乗り越えるには、楽しくグイグイ引っ張ってくれる存在が必要なのです。
じつは挫折しないために大切なことがあります。
それは「正しい弾き方を知る」ということ。
正しい弾き方を「教え方のプロ」からきちんと習って、短期間（約30日）で上達できれば、まず飽きることはありません。
毎日自分の成長を実感できて楽しいからです。
そこでオススメしたい習得方法があります。
それが古川忠義氏の教える自宅で学べる「初心者向けギター講座」です。
この古川氏はとにかく教え方のプロ。
ギターリストとしても、すごい技術の持ち主で、プロギタリストで十分食べていけるレベルの本物のプロです。
何が凄いって、これまで何年練習してもギターを弾けなかった70代の男性が、たったの30日で弾けるようになったという実績があるほど。
多くの方が知っている曲を自宅でいつでも練習できるので、ぜひ一度チェックしてみてください。
ギター初心者セットはダメ？ギター初心者セットのおすすめは？ まとめ
ギター初心者セットは、エレキでもアコギでも、低価格かつ最初から必要なものがすべて揃っているのでとても楽ちんです。
ただ初心者だから安いものでいいという考えは、ギターでは当てはまりません。
なぜなら、ギター初心者セットについてくる低価格ギター本体は、かなり弾きにくいことがほとんどだからです。
それは材料の質が粗悪だったり、乾燥が不十分なまま作り上げているため、気候の変化に弱いのです。
とくにアコースティックギターの場合、ボディが箱状なのでトップが変形しやすかったり、ブリッジが剥がれてきたりと、長期的な使用に耐えられなかったりします。
またギターの握る部分（ネック）も反りやすいため、上級者でも弾きにくくて嫌がるほどの状態。
ですので、出来ればお近くの楽器屋さんで店員さんに聞きながら、ギター本体は２～3万円のヤマハあたりを購入し、その場ですぐに必要なチューナー（1,000円くらい）とピック（100円くらい）のおすすめを買うのが間違いと思います。
ただ独学でアコギを弾こうとする場合、一度つまづくとそこから抜け出せずに挫折するケースが少なくありません。
実際にアメリカのフェンダー社が、自社ギターを購入者を調査した結果、約9割の方が１年以内に挫折していたと発表しています。
このことからも、ギターは教則本やYouTube動画があっても、１人では最初のハードルを越えて行くのが困難なことが分かります。
この高いハードルを乗り越えるには、楽しくグイグイ引っ張ってくれる存在が必要なのです。
じつは挫折しないためには、「正しい弾き方を知る」ということが重要。
正しい弾き方を「教え方のプロ」から習い、短期間で上達できれば、まず飽きることはありません。
そこでオススメしたい習得方法があります。
それが古川忠義氏の教える自宅で学べる「初心者向けギター講座」です。
古川氏はギターリストとしても、すごい技術の持ち主で、プロギタリストで十分食べていけるレベルの本物のプロ。
何が凄いって、これまで何年練習してもギターを弾けなかった70代の男性が、たったの30日で弾けるようになったという実績があるほど。
多くの方が知っている曲を自宅で練習できるので、ぜひ一度チェックしてみてください。