e-Education(イーエデュケーション)は、途上国における子どもの教育機会の格差を無くすために、スマホやタブレットを使った映像授業で教育支援をしてるNGO団体です。
素晴らしい挑戦を続けている団体のようですが、本当に寄付しても大丈夫なのかどうかは分かりにくいですよね。
寄付はどこがいい?という記事にも書きましたが、やはり寄付する側にも充実感や納得感があるほうが楽しく続けられます。
そこでこの記事では【e-Educationは寄付しても大丈夫な団体なのか】を口コミ評判や代表の人物像から検証していきます!
目次
e-Educationの活動内容は?
e-Education(イーエデュケーション)は、発展途上国の教育格差の問題解決に取り組んでいる団体です。
2000年以前は、発展途上国が先進国に比べて、国全体で教育が行き届いていないという問題がありました。
現在では発展途上国内で、農村部と都市部での教育格差が発生するという新たな問題が出てきています。
e-Educationでは、この問題を解決するために、都市部から遠く離れた地域でも、都市部と変わらないレベルの教育が受けられるように様々なことに取り組んでいます。
例えばバングラディシュでは、農村部の学生が高レベルの教育を受けられるような映像授業を作成し配布したりしています。
フィリピンでは、映像授業の他にオンライン家庭教師サービスをおこなったりしています。
他にも高校卒業試験のあるミャンマーでは、高校卒業試験合格のためのサポートセンターを農村部に作り、学生たちの試験突破のサポートをおこなったりしています。
e-Educationへの悪評は?
e-Educationの悪評を探してみましたがまったく見当たりませんでした。
e-Educationへの良い口コミ評判は?
一方で、e-Educationへの良い口コミ評判については多く見つけることができました。
ここではそのうち2つを紹介したいと思います。
税所 篤快さん #読了
途上国の貧しい子どもたちに、映像教育を届ける e-Education の創業者が著者。
税所さんの本を読むのは、今回で二冊目。
一気に読める‼️
> 行動 と 没頭する力が大切。
引用元・Twitter
こちらはTwitterからの引用ですが、e-Educationの元代表である税所(さいしょ)さんの著書についての共感のコメントです。
こちらの本では、e-Educationの活動内容と、そこに至る道のりやアイディアが記載されています。
その信念や頭の使い方に、共感をしている方が他にも多く見られました。
以前インドネシアに滞在していた時、e-Educationでインターンをしていた方に会いました。
貧困を経験するものは、必ず死に物狂いで這い上がります。
口癖のように言っていたのですが、必ず世界に貢献できる人間になります。
引用元・Twitter
こちらは、e-Educationの元代表である税所さんがおこなったプレゼンテーションに共感したというコメントです。
やはり元代表である税所さんの理念に多くの方が共感されているようです。
心が動かされて、何か行動を起こしたいという気持ちになった等のコメントも見られました。
e-Education代表の三輪氏とは?
続いて、e-Educationの現在の代表である三輪氏について紹介していきます。
三輪氏は、1986年生まれの35歳で静岡県掛川市のご出身です。
大学在学中に、初代代表の税所さんと共にe-Educationを立ち上げられた初期メンバーでもあります。
早稲田大学法学部を卒業後に、発展途上国への技術協力・資金協力を主な任務としている独立行政法人・JICAに勤務されました。
JICAでは、東南アジア・大洋州の高等教育案件を担当されていたようです。
2013年JICA退職後に、初代の代表であった税所さんから引き継ぎ、e-Educationの代表に就任しています。
三輪氏自身も、大学受験の際に地元に通える予備校がなく、学習塾である東進のDVD授業を受けたことで大学へ合格できたという実体験がありました。
このことから、バングラディシュ等の発展途上国の農村部の置かれる子どもたちの状況に共感。
ぜひその境遇を改善したい!という強い思いから、代表に就任されたとのことです。
2020年には、その功績が評価された「PERSOL Work-Style AWARD 2020」にて、グローバルチャレンジ部門の賞も受賞されています。
e-Educationに寄付して大丈夫?
ここまで解説してきましたが、一番に気になるのは果たしてe-Educationは寄付しても大丈夫な団体なのか?という点ですよね。
結論を言えば、e-Educationは寄付しても大丈夫な団体であると考えられますが、その根拠について下記で述べていきたいと思います。
活動報告書と決算資料を公式サイトで公開している
一つ目の根拠は、活動報告書と決算資料を公式サイトで公開しているということです。
活動報告書には、寄付金が年間でいくら入ってきているのか、実際にその寄付金をどのような活動に使用したのかが細かく記載されています。
決算資料も同様に、団体内でのお金の流れがどうなっているのかが明確に記されています。
これを公式サイトで公開しているということは、誰でも見ることができるということです。
怪しい記述があればすぐに指摘されてしまいますので、活動報告書を明確に提示しているという事は団体を信じられる根拠の一つになります。
認定NPO法人なので寄付金控除が受けれる
二つ目の根拠は、e-Educationが認定NPO法人であるということです。
認定NPO法人というのは、「年間100人以上の方から、3,000円以上の寄付を受けている」団体のうち、厳しい申請審査を通り抜けて認められた団体だけが名乗ることが出来ます。
厳しい審査というのは、経理財務や情報管理など管理体制の整備ができていないと認められないということが一つ。
もう一つは仮に一度認定されたとしても、認定元の自治体から、「適正な法人運営をしているか?」ということを定期的にチェックされることです。
適切な運営がおこなわれていないと認定NPO法人の更新はされません。
e-Educationはこれらの基準をクリアしているということになりますので、信じられる団体と考えて問題ないでしょう。
e-Educationの評判は?寄付しても大丈夫? まとめ
e-Education(イーエデュケーション)は、スマホやタブレットを使った映像授業で、途上国での教育格差を無くす活動をしています。
映像授業なら住んでいる場所が田舎であっても、教えることに長けている先生の生徒に誰もがなれますよね。
なにより驚くのはこのような取り組みを、すでに10年以上前からおこなってきたこと。
そしてすでに実績も積み上げていて、バングラデシュでは、国内ナンバー1大学である国立ダッカ大学に10年連続で合格者を輩出しています。
世界のどんな場所であっても、良質な教育を受けられる可能性を示したe-Educationは、支援に値する団体だと思います。
私がこれまで寄付してきた中で、もっとも手ごたえがあった寄付先をご紹介します。
ワールドビジョンのチャイルドスポンサーシップという寄付で、厳しい環境にいる海外の子ども1人と「手紙や写真のやりとり」ができます。
しかもその子とやりとりができるのは自分だけ。
飽きっぽい私でも6年続けています。
特定の子のことを思い浮かべながら支援できるので、サポート出来ている充実感が強いです。
さらに希望すればその子が住んでいるところへ「現地訪問」することも可能。
ぜひチェックしてみてくださいね。
➤➤➤【1人の子どもと1対1の支援プログラム】