この記事では、私が実際にモンゴル旅行で訪れたところの中から、おすすめの場所やアクティビティ、ホテル、そしておすすめしたい持ち物についてもご紹介していきます。あなたの旅のご予定の参考になれば幸いです。
目次
モンゴル旅行体験記「これがやりたい!」からスタートしました!
自力で乗馬
まずはせっかくモンゴルへ行くのだから、「とにかく大草原の中を馬に乗って走ってみたい!」という希望がありました。ただ、現地スタッフにヒモを引っ張ってもらって歩く乗馬ではなく、自分で馬の手綱を引いて走りたい!というちょっと欲張りな気持ちがありました。
移動する気球
そして次の願望として、モンゴルに行くなら「大平原を空から見てみたい!」という希望がありました。でも地上とロープでつながったまま上昇するだけの気球ではなくて、「上空を大きく移動する気球に乗りたい!」という、こちらもちょっと欲張りな気持ちがありました。(笑)
大草原でのゲル宿泊
モンゴルへ行くなら、伝統的な遊牧民の住まい「ゲル」に実際に泊まってみたい!という強い気持ちがありました。広大な草原に立つまん丸のテントに泊まるなんて、普段の生活では味わえない特別な体験ですから。
モンゴル旅行体験記「これがやりたい!」実現するためには
モンゴルでのやりたいことを叶えるために、「モンゴルの現地ツアー」に申し込むことにしました。モンゴルで宿泊するホテルから出発するツアーのことです。
現地ツアーなので、日本〜モンゴルの往復航空券は含まれていません。
ただ航空券は、航空券比較サイトから自力で予約したほうがお得な場合が多いです。私たちは日本~モンゴル往復チケットを、航空券比較サイトの「スカイスキャナー」で購入しました。
そして私たちが叶えたい、自力で乗馬、移動する気球、大草原でのゲル宿泊をまとめて叶えられそうだったのが次にご紹介する「ウンドゥルシレット・リバーサイドキャンプ」の現地ツアーでした。
ウンドゥルシレット リバーサイドキャンプ
モンゴルの大草原とトーラ川のほとりにあるユニークな宿泊施設。首都ウランバートルから約3時間ほど車で移動した場所なので少し遠いですが、昔からの自然環境がそのまま残る素晴らしいロケーションです。
宿泊はもちろん伝統的なモンゴルゲルで、遊牧民と同じ生活が体験できます。さらにアクティビティとして、日本語ガイド付きの乗馬トレッキング、日本操縦士による気球体験(もちろん移動します)、カヌーでの川くだりなど信じられないほど広大な自然を満喫できます。また周囲に他のキャンプ地や施設がないので、夜は満天の星空を楽しむことも。
食事はモンゴルの伝統的な料理や、時期によって馬乳酒や自家製のチーズなども味わえます。
「ホワイトホース」という映画の撮影地としても選ばれたほど美しい景観で、ときどき日本からのテレビ取材を受けることもあるそうで、芸能人の方もいらっしゃったとか。(誰でしょう。(笑))
モンゴル旅行で「これがやりたい!」を叶えた流れ
まずは8月10日出発・15日帰国の日本~モンゴル往復チケットを、航空券比較サイトの「スカイスキャナー」で購入。
ウンドゥルシレット・リバーサイドキャンプと提携している旅行会社がいくつかあるようですが、私たちは「株式会社フリーバード」という会社を選択。問い合わせ(もちろん日本語)をメールでした時の印象がとても良かったのでお願いすることにしました。
フリーバードから申し込むと、ウンドゥルシレット・リバーサイドキャンプへ行く前と、戻ってきた後に宿泊するのは、上の写真の「モンゴリカ」というホテルが基本となります。
ホテルのすぐそばにも、たくさんの馬がのんびり草を食べていたりします。到着は夕方だったので、すぐに夕食を用意してくれました。
日本の肉のように柔らかくてジューシーとはいきませんが、臭みもなく美味しくいただきました。
モンゴルに到着した当日は、こちらのモンゴリカホテルで1泊し、次の日の朝、送迎車でウンドゥルシレットへ向かいました。
モンゴリカホテル(ウランバートル)からウンドゥルシレットまでは、3時間ほどと結構かかかるのですが、途中の景色が異世界すぎてまったく退屈しませんでした。でもちゃんと羊や牛たちは車が来るとノソノソと移動してくれます。(笑)
意外とあっという間に「ウンドゥルシレット・リバーサイドキャンプ」に到着。宿泊するゲルに案内され、一旦荷物を置いてまずはランチをいただきました。
お味はフツーです。(笑)「すごいおいしい!」とはならないですが、肉が臭くて食べられないとかはないです。
食べ終わると、「30分後くらいに乗馬に行くからゲルで準備して待っててね~」と声をかけてもらえました。
こちらが宿泊したゲルの内部で、想像以上に中を広々としていたので、まったくストレスはありません。こういう非日常空間は子どもの頃の気持ちに戻れます。
上の写真がこの日お世話になった馬たち。私はこれが初めての乗馬。妻は何度か経験したことがあり、股間の皮がやられることがあると聞いていました。そこで日本にいる間に股間対策を調べたところ、女性用ナプキンを当てがっておくと良いと知りました。初ナプキンを装着して乗馬体験へ。(笑)
初日の今日は、妻も私も自分1人で馬を走らせるのは難しく、担当のモンゴル人の方に手綱を引いてもらいながらの体験でした。馬になかなか言うことを聞いてもらえない鬱憤をヒツジ(ヤギ?)の群れにぶつける妻。
次の日の午前中に、もう一度乗馬体験ができるとのことでこの日は撤退。ただ、夕方に風の状態しだいで気球に乗れるかもしれないとのことで、少し早めの夕食をいただきます。
夕食はビーフシチュー的なこちらで、お腹もすいていたこともあり、かなり美味しかったです。
食べ終わると、「さあ気球だ!」と思いましたが、やっぱり風が強めなのでしばらく待機してとのこと。
他の宿泊者の方々に聞くと、ここに今日で3日いるけど2回中止になったとか、1週間滞在したけど結局気球に乗れなかった方もいるとか。
1泊勝負の我々は甘かったようです。
ところがなんと!
ありがたいことに飛んでくれるとのこと。モンゴル大好き。(笑)
気球が飛び立つとき、キャンプのスタッフ(近くの村の人たち?)が総出で送り出してくれました!
みるみるうちに地上から離れていって、スタッフの方々が小さくなっていきます。
気球に動力はなく、風に流されて動くので上空は無風・無音状態。8人ぐらいは乗っているのですが、あまりの壮大な景色にみなさん黙ったまま笑顔です。
360度の大地を完全に見渡せるのはやはり特別な体験でした。写真では1%くらいしか伝わってないんじゃないかなと思います。この100倍の驚きを期待してもらって大丈夫です。
ゲルに戻って一休み。いや~なんて濃い日だ。しかもこの後は満点(いや満天)の星空観賞。すごかったんです。こわいくらいの星の数でした。しかし。。。
スマホのカメラでは夜の星空は写らないんですね。知らなかった。なので星空写真は残念ながら無し。心に焼き付ければいいと思ったのですが、次の日の朝起きたらもう薄れていました。(笑)
さてウンドゥルシレット・リバーサイドキャンプ滞在2日目の朝。お昼すぎには、首都ウランバートルにある最初に泊まった「モンゴリカホテル」に帰ります。
でもまだ午前の乗馬があります!今日は昨日よりも遠くへ行くとか。朝食を食べて出発!
2日目の乗馬は、小高い丘の上まで来ることができました。初日にもお世話になったモンゴル人のおじさんと、今日は息子さんも同行!二人ともがっしりした体だけど顔はとても優しい、ザ・モンゴルの男といった感じでした。
息子さんが、私たちの自力で馬を走らせているところを、写真や動画でたっくさん撮ってくれたのですが、息子さんも馬に乗りながらの撮影だったので、あとで見てるとピンとはボヤけてかつブレッブレでした。(笑)でも撮ってもらっている時はすごく楽しかったですし、モンゴル人親子の笑顔が心に焼き付いたまま残っています。本当です。(笑)
モンゴル旅行おすすめの持ち物
せっかくモンゴルを訪れるなら、しっかりと準備をして快適な旅にしたいものです。そこでモンゴル旅行におすすめの持ち物を紹介します。
1. 防寒着と重ね着用の衣服
モンゴルの気候は、夏でも夜はとても冷え込むため、重ね着しやすい服装がベストです。私はユニクロのウルトラライトダウンであらゆる場面に対応していました。かなりコンパクトにたためるのも◎
2.虫よけスプレー
モンゴルでは小さなハエが多い草原もあるため、日本から虫除けスプレーや虫除けクリームを持参すると便利です。刺されたりはしないのですが、顔にまとわりついてうっとおしいです。肌が弱い方には、刺激の少ないものや天然成分入りのものがおすすめです。
3. 日焼け止め
モンゴルは日差しが強いため、日焼け止めはあったほうがいいです。特に高地では、紫外線が強くなるため注意が必要です。
4. モバイルバッテリー
モンゴルでは自然での観光も多いため、どこにでもスマホを充電できる環境があるわけではないです。よほど充電の持ちがいいスマホの方以外は、最低1~2回は充電を満タンにできるモバイルバッテリーを持っていると安心です。
5. コンセント変換プラグ
モンゴルのコンセントは、上の写真のような「タイプC」および「タイプE」が一般的です。日本から持ち込んだ電気製品のプラグをそのまま差すことはできないので、あいだに変換プラグを差します。
上のようなものが売っているので、日本で買って持ち込むといいです。百均にもありますが、抜けやすいという意見も。600~800円くらいで探したほうがしっかりしたものが手に入ります
現地でも少し高いくらい(1,000円ほど)で買うことも出来ますが、価格よりも探してまわる時間がもったいないです。体験談(笑)
モンゴル旅行での危険について
最後にモンゴル旅行を安全に楽しむために、知っておきたいリスクや注意点について解説します。
モンゴルは、地方での移動は未舗装の道も多く、車の乗り心地がいいとは言えません。移動も3時間を超えることも多いので、夜はしっかり体を休めることが大切です。
また都市部では、スリや置き引きが発生することがあり、特に混雑する観光地や市場では貴重品の管理をしっかりしましょう。
食事や水も注意が必要で、慣れない食材による体調不良や水道水の衛生状況に気を配りましょう。水はミネラルウォーターの購入がおすすめです。
【ブログ】私のモンゴル旅行体験記! まとめ
大満足のモンゴル旅にするに、やっぱりまずは、あなたの「これは絶対やりたい!」ということを書き出して、それを叶えることを中心に計画を立てると充実感のある旅行になると思います。