国際協力NGOのワールドビジョンがおこなっている「チャイルドスポンサーシップ」という支援をご存知でしょうか。
貧しい国の子ども1人に対して、支援する側も1人という1対1のやりとりができる寄付です。
こちらがストップしない限り、数年間1人の子どもと、「手紙や写真のやりとり」や「成長の記録」を通じて見守ることができるプログラムです。
この記事では【ワールドビジョンで支援している子供との手紙のやりとり】についてご紹介していきます!
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目次
ワールドビジョンで世界の子どもと交流するには?
ワールドビジョンで子どもと交流できるようになるには、「チャイルドスポンサーシップ」という寄付に参加することで可能になります。
「毎月4,500円」の支援を継続的におこなうことで、1人の子どもと手紙のやりとりや成長の様子を知ることができます。
毎月4,500円という金額は、私にとっては安いものではありません。
ただワールドビジョンは、認定NPO法人ということで寄附金控除を受けることができます。
寄附金控除を受けることができると、以下のように実質の寄付が月3,000円以下になります。
【個人で1年間支援した場合の例】
・チャイルドスポンサーシップ1か月の寄付額 4,500円(年間54,000円)
・税額控除を受けた場合の1か月あたりの還付額 1,733円
・1か月あたりの実質負担額 4,500円-1,733円=2,767円!
※30日で換算すると、1日あたり約92円!
また実費はかかりますが、支援している子どもに会いにいくことも可能です。
出会った時の感動は言葉にできないもののようです。
私も現在ネパールの女の子を支援していますが、いつの日か訪問できたら、どんな感じなんだろうと想像しています。
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ワールドビジョンで支援している子どもとの「手紙のやりとり」は?
チャイルドスポンサーシップでは、支援しているチャイルドと「手紙」や「Eレター」、「グリーティングカード」(クリスマスカードやバースデーカードなど)で交流することができます。
今のところ、ネットで「メール」を直接チャイルドに送ることは出来ません。
他には「チャイルドの成長の記録」が1年に1度届きます。
その成長の早さに驚くことも多いです。
「手紙」や「Eレター」は、一度東京のワールドビジョンジャパンを経由して、まとめて支援地域に送られます。
ですから、あなたの手紙がチャイルドに届くまでにだいたい1~2ヶ月かかります。
チャイルドからあなたに返事が届くのには4~5ヶ月かかります。
長いと感じるかもしれませんが、チャイルドからの「手書きの文字や絵」は、メールにはないあたたかさがあります。
ちなみに手紙は日本語でも大丈夫です。
ワールドビジョンジャパンのボランティアスタッフが翻訳して届けてくれます。
「Eレター」は、ワールドビジョンジャパンのサイト上で手紙を作成してワールドビジョンジャパンに送ります。
そしてワールドビジョンジャパンが翻訳して、現地のチャイルドまで届けてくれます。
クリスマスカードやバースデーカードなどのいわゆるグリーティングカードは、支援者から直接支援地域へ送ることができます。
だいたい2ヶ月ほどで、チャイルドのもとへ届きます。
仮に時期がずれてしまっても、とても喜んでくれるようです。
バースデーカードだけは、チャイルドの誕生日の3ヶ月前くらいに、ワールドビジョンのほうから用意してくれるのでそれを使うといいでしょう。
このような「バースデーカード」が送られてきます。
こちらの写真を貼ったり、メッセージを書いて、直接エアーメールでチャイルドに送ることができます。
送料が不安になりますが、アジア圏なら90円ほど、アフリカや南アメリカの地域でも230円ほどの切手で届きます。
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支援している子供との手紙のやりとりとは? まとめ
「支援している子どもとの手紙のやりとり」は、ワールドビジョンのチャイルドスポンサーシップに参加することで可能になります。
一般的な寄付では、こちらからお金を送った後のことは基本的に分からないことが多いですよね。
チャイルドスポンサーシップなら、支援しているチャイルドと数年にもおよぶ、長い付き合いを始めることができます。
多くの支援者が、自分が行ったこともない国で、貧しいながらも頑張っているチャイルドのことを自分の家族のように感じています。
毎月4,500円を支払うのは、決して安い金額ではありません。
でもそれ以上に、こちらもあたたかくて人間らしい時間をもらえます。